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日記一覧

 公園にはエロ雑誌が落ちていた。工場の裏にも落ちていた。河原の橋の下にも落ちていた。古書店のおばさんは渋い顔をするがエロ雑誌を売ってくれた。書店のおやじには同志がいた。拾ったエロ雑誌は趣味に合うものではない。慌てて買うエロ雑誌も間違える。 

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 リレー小説も、いちおう終わりが見えて来たので、そろそろ、通常のペースにもどそうと思う。思うが、しかし、ここで、中断している企画を再開するというのも興醒めというもの。そこで、少し、休憩の意味で、別の話を書いて行こうかと思う。 もっとも、筆者

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 リレー小説のホローで、たくさんの小説を書き、そして、たくさんの小説がムダに消えて行くことになるので、しばらく、ここの企画は休載いたします。

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 スマホはもちろん携帯電話もインターネットもなかった頃。筆者たちはシステム手帳なるものを携帯していた。アドレス帳はもちろんスケジュール帳があり、そして、ちょっとしたアイディアを書き留めるメモ帳があり、地下鉄乗り換えマップや東京の主要駅のマッ

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 SМ雑誌をやっていると、たまに、どうして、こんな女の子がこの世界に、いったい彼女に何があったのか、と、そう思うことがあった。今回の女の子がまさにそうだった。地味で可愛い。高い教養があり常識があり、上品で大人しく、仕事も普通の仕事をしていた

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 SМ撮影の現場となるスタジオに颯爽と自転車で現れるデザイナーがいた。今ほど自転車はブームではなかった。そして、エロ雑誌のデザイナーは撮影現場を知る必要などなかったし、そんなところにいることなど考えられないような時代の話なのだ。 長身でスタ

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 カセットテープの録音機材には、取材をする者は、皆、拘っていた。あの頃、音質に拘るものも多くあり、ダットの機材などを持ち込む者もいたが、しかし、インタビュー取材は音質は関係なかった。むしろ、インタビュー直後に喫茶店でそのままテープを原稿にし

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 ある時期からオタクと言われる人たちが出版業界にも多く入って来た。机の上、パソコン周りが賑やかな人たちだ。ゲームキャラクター、ファンシーグッズ、アイドルグッズなど、それぞれがそれぞれの個性で自分の周辺を賑やかにしている。たぶん、彼らは知らな

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 不器用だからなのだろうか。それとも、根本的にどこかのネジがゆるんでいるからなのだろうか。筆者は自身がサイフォンで淹れたコーヒーが美味しいと感じたことがない。ドリップコーヒーのほうがよほど美味しい。 しかし、その男の淹れたコーヒーは美味かっ

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 今年、はじめての企画だから、と、そう考えて書いたことが、この十数年の間に一度でもあっただろうか。筆者の記憶では、そんなことはなかったように思う。同じように、筆者には霊体験がなかった。ところが、今年は、新年早々から霊体験をした。 そこで、こ

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 流行した映画、観なかった、と、そんな企画はどうだろうか。どうせ、筆者が映画を観て、その感想を書いても、そんなものは映画評論家のきちんとしたコメントや、映画関係者の素敵なコメントの邪魔になるだけなので、そうしたものは書きたくない。そもそも、

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 最近の日本人は、否定されることを異常なほどに恐れているように思う。自分を否定されることを恐れるあまりに他人も否定しない。日常がカラオケのようになっているのだ。カラオケで否定されることはないし、カラオケを楽しんでいる人を否定するほど心の狭い

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