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2020年09月19日00:38

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どんな企画がいいか、その4

 朗読と、言われると、筆者は、いつも少しばかりの、ためらいを持つ。自分の作品を自ら読むことには遠慮がいらない。しかし、他人の著作を読むとなると、どこを切り取るべきなのか、そこで悩むのだ。何の権利で、どんな理論で、その部分を抜粋するのか、と、自問自答してしまうのだ。この作者は、本当にここを読んでもらいたいと思うのだろうか、もっと、別の命がけで書いたシーンこそを読んでもらいたいと思うのではないか、むしろ、どうせ抜粋するなら、ここだけは止めてくれ、と、そう思ってはいないだろうか、と、そう思うのだ。
 しかし、誰かに作品を薦めるには、どうしても、何かを抜粋しなければならない。中には、自らがこの世の先生であるかのように堂々と抜粋して、ためらいなく読む人もいるが、筆者にはそんな勇気がない。
 そこで、読むにあたっては、言い訳けが多くなる。ここが好きなんだ、原作者の気持ちとは別になったかもしれないが、しかし、自分はこのシーンが好きなのだ、と、読む量の倍の言い訳けをして読んだりする。それでも、やはり、原作者には失礼になっていないかと気にかかる。
 他人の作品に触れるというのは、やりたくない行為なのだ。ましてや、それをいじるというのは嫌なものだ。ゆえに、やるときには心で土下座しながらやっているのだ。
 しかし、オノマトペぐらいなら許されるのではないだろうか。だいたい、オノマトペなら著作権にも触れない。引用自由というわけだ。
 そして、エロ本、エロ小説、エロ漫画では、このオノマトペは極め重要なのだ。
 そこで、原作者、発案者には、誠に申し訳けないが、それを承知で、こんな企画はどうだろうか、タイトルはそのままに「勝手にオノマトペ」にしたい。
 女が濡れるのを「ジュン」と、表現した小説があった。女のアソコでそんな音がするのを聞いたことがない。そもそも、濡れた音など聞こえるはずもない。しかし、納得してしまう。その濡れたところに指を入れると「キュニュ」と音がする。それはそもそもどんな音なのだ。
 出典なしの盗作三昧で、そうしたオノマトペについて書いて行くのだ。そんな企画、どうだろうか。

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