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2020年07月01日00:06

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憂鬱な企画、その2

 あまり自慢出来るもののない筆者にも、自慢出来るものが二つある。一つは、朝令暮改。自分の意見や自分自身の取り決めたことを、かんたんに変える能力があるのだ。子供の頃から「‏言っていることが、コロコロ変わる」と良く褒められていた。もう一つは、自分勝手。筆者は、意見や信念、思想も、わりと容易に変えるが、しかし、周囲に影響されることはない。これが自慢だったのだ。
 ゆえに、精神は揺らがない。憂鬱な‎気分になることがあっても、それが病的にはならない。ミクシィの筆者を長く知る人は知っていると思うが、書けないというスランプの時にも、筆者は平気で、書けないという状況を説明している。それを書いているのだ。
 ところが、そんな筆者も、今回ばかりは、さすがに影響を受けている。お前は悪魔だ死んだほうがいい、と、一日‍百回以上も囁かれたら、さすがに、そうかもしれない、と、筆者でも思う。そんな憂鬱が今はあるのだ。
 こんな暗く陰鬱な時には、いっそ、より暗いところに陥り、より陰鬱になってしまえば、何とかなるかもしれない。二日酔いに向かい酒のような理論で、何とかなるかもしれないのだ。‎少なくとも気分ぐらいは良くなるかもしれない。
 さらに、例年の恒例で、ここいらあたりでオカルト話を持って来たいというのもある。そこで、こんな企画はどうだろうか。
「幽霊の隣で」と言うタイトル。サブタイトルとして「あの時、確かに幽霊が隣にいると思ったのだ」と。
 ホラー雑誌の編集をしていた頃、筆者は、そこに幽霊しかいなければ幽霊に道を尋ねるしかないほど、ホラースポット探しは過酷だった、と、書いている。ある意味、‎幽霊に対してはお気楽なところがあったわけだ。だから、ホラー雑誌など作ることが出来たのだ。
 それでも、本当に、陰鬱とした状況で、もう、これはダメだな、と、そう感じたことが何度となくあるのだ。そうした時には、幽霊さえ出ないものだが、しかし、幽霊、つまり、死を隣に感じるということはあるものなのだ。そんなことを書いて行く。そんな企画はどうだろうか。
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