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2021年05月02日18:00

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田渕俊夫と日本画の世界  美をつなぐ・・・メナード美術館

5月1日

愛知県小牧市にあるメナード美術館に行った。

メナード美術館の日本画コレクションは、明治・大正・昭和・平成と各時代で活躍する画家たちの作品を通して近現代の日本画の流れをみることができます。なかでも、田渕俊夫の作品群は当館を代表するコレクションです。田渕は「装飾性と精神性を兼ね備えた作品で日本画の確たる表現を築いた」として、令和元年11月に文化功労者として顕彰されました。
この展覧会では、現代日本画壇を代表する田渕の初期から令和の現在にいたる作品約30点と、その表現に焦点を当て、あわせて当館のコレクションを代表する日本画家たちの作品約50点をご覧いただきます。受け継がれる日本画の伝統、そこから生まれる多彩な美の世界をお楽しみください。

※本展は2020年の予定から展覧会会期を変更しました。前期と後期に分けて作品をご覧いただきます。
前期:4月18日(日)−5月30日(日)  後期:6月2日(水)−7月11日(日)

徳川美術館でも田渕俊夫展が開催されて、メナード美術館でも開催されていて、見る側としては、忙しいことになった。でも、ここの美術館は、こじんまりとしているので、さっと観れば30分かからなくても観れるが、せっかく行ったので、1時間くらいゆっくり観た。

速水御舟の黍を描いた絵は、以前にも見ているが、生命力にあふれた植物で 印象に残った。横山大観の海山十題の海を描いた作品も良かった。
メナード美術館の所蔵品は、質が高いように思われる。

田渕さんが メナード美術館の外観を描いた絵があって、満開の桜と共に メナード美術館の外観が描かれていて、その桜は全部に色を塗っているわけではなくて、わざと白いままに残しているのが印象に残った。
また、ススキを描いた絵では、わざと墨をにじませている描き方で描かれていた。
それが何とも良い感じで、こういうススキの描き方があるんだ。と、思った。

敦煌に旅した時に スケッチしたという緑が青々した木と枯れた木の絵は、砂漠がきらめいていて、美しかった。

久しぶりにメナード美術館に行って、常設展の西洋絵画を観ると、見慣れた絵が 懐かしく思えた。そういえば、去年は メナード美術館には 行ってなかった。

ここも後期展示があるので、行きたいが、行けるかな。
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