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2021年02月07日09:07

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日展 名古屋展

1月30日

映画が終わってから、愛知県美術館に行った。
毎年のように観に行っている「日展 名古屋展」を観た。

今年は、コロナのせいなのか、作品数が 異様に少なく、1時間かからずにさらっと観てしまった。
偉い先生方の絵はあったけれど、一般の入選の人々の絵は少なく、どうなっているんだ。と、思った。

偉い先生方の中には、毎年 同じような作品を描いている人がいて、「また 今年もこんな絵か」と、思った。

全体の数が少ないのに、特選などの賞の数は 毎年同じなので、もしかして賞のレベルが下がっているのか。と、思った。

名古屋展では、東海3県の入選した人と偉い先生方の絵が展示されるので、もともと作品の数は少ないが、今年ほど作品の数が 少ない年はなかった。

そんなに作品の数が少ないのに、入場料が 同じなのは、納得がいかない。と、思った。

そんな中で、私が良いなあ。と思った作品は、「悠久への想い」池田茂の作品である。
着物を着崩した女性が 座っている姿を描いた絵で、女性の背景には浮世絵の美人画の屏風がある。
女性の表情が 江戸時代に想いを馳せているように見えて、美しかった。

また、「牡丹」 渡辺信喜 も美しくて、目を引いた。

「セレニテ」 待井恭子 という作品も個性的で良かった。青い色が印象的な絵だった。

「遅い朝、古い入り江で」 長谷川さんの作品は外国の風景を描いた絵で、桟橋に立っている男の子と 犬がいて、そこが作品のアクセントになっている気がした。

当番の先生の作品の前で 記念写真を撮っている人がいたり、いつもの日展とは違う風景があった。
(確か、写真撮影は これまで禁止だったような気がする)

彫刻の部屋に行くと、当番の先生が 5人くらい集まっておしゃべりをしていた。
見学している人よりも多くの先生方が 暇そうで、「この後、飲みには行けないが、喫茶店でも行く?」という声が聞こえた。

ギャラリートークが無いのも寂しかった。

それにしても、物足りない 展覧会だった。


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