1月11日
今日は 名古屋市栄にある名演小劇場で 「お嬢さん」という映画を観た。若尾文子映画祭で、これまで観ていない映画を観たくて、午前8時過ぎに家を出発した。
解説
三島由紀夫の同名小説を、「警視庁物語 不在証明 十五才の女」の長谷川公之が脚色し、「東京の空の下で」の弓削太郎が監督した青春編。撮影は「黒い樹海」の小林節雄。
スタッフ・キャスト
監督
弓削太郎
脚色
長谷川公之
原作
三島由紀夫
若尾文子 藤沢かすみ
川口浩 沢井景一
野添ひとみ 花村チエ子
田宮二郎 牧周太郎
随分 昔の映画を観た。黒電話や自宅に電話が無くて、大家さんが 「電話だよ」と知らせてくるとか、今の時代とは全く違うなあ。と、思った。
社長令嬢のかすみが 社員の沢井に興味を持って、さぐりを入れるところや、友達のチエ子が 週刊誌や雑誌に書かれているのを鵜呑みにして、それをかすみに教えてくれるところは、可愛いな。と、思った。
田宮二郎が演じる牧という男は、真面目そうに見えて、実はとんでもない男だったというのが、見た目ではわからないなあ。と、思った。
社長であるかすみの父親は、社員2人の素行調査を既に やっていて、沢井は真面目で良い男だということになっていたが、実はそうでもないという、素行調査っていうものもこの時代は いい加減なものだったんだな。と、思った。かすみが 沢井と結婚したいと言ったときに、すぐに賛成してしまうのには 驚いた!
洋服屋の女性が 結婚した元カレの家に押しかけてしまうところは 怖かった。
でも、結局は めでたしめでたしになり、新年初めて観た映画としては良かった。
若尾文子は可愛かった。
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