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2020年10月26日09:11

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「歌麿とその時代 黄金期の浮世絵 美人画と役者絵」・・中山道広重美術館

10月25日

朝7時に家を出発して、岐阜県恵那市に出かけた。

浮世絵の黄金期と呼ばれる時代、喜多川歌麿を中心に紹介した展覧会。

初代喜多川歌麿とその流れを汲む弟子たち、歌麿に比肩する美人画の絵師である鳥文斎栄之とその門人たち、歌麿のその後の時代を生きた文化・文政時代の絵師たち、美人画と双璧を成す一大ジャンル・役者絵を得手とした絵師たちの作品群も外観します。

この展覧会は前期(10月8日〜11月8日)と後期(11月12日〜12月6日)が全点作品入れ替えだというので、とりあえず前期を観ることにした。

車で 自宅から2時間くらい(高速を使って)なので、ギリギリ日帰りで行ける感じの場所であった。

前期は 喜多川歌麿の作品が10枚、その中で 「両国橋 橋上の女たち」、「両国橋 船あそびの女たち」は 良かった。また、「高名美人見立 忠臣蔵 十二枚つづき初段」と「高名美人見立 忠臣蔵 十二枚つづき十一段」は 初めて観た。
忠臣蔵まで 素材にして 絵を描いていたことに 驚いた。
忠臣蔵というのは、江戸時代の人にとっては 親しみやすい題材だったんだな。と、思った。それが 美人画になっていて、こういう風に表現されるんだな。

これまで観たことがなかった絵師の絵が何枚かあり、こういう人たちも浮世絵を描いていたんだ。と、認識を新たにした。

そんな中で、窪 俊満の「料亭夜の景  堀の内外」という作品を初めて観て、度肝を抜かれた! 窪 俊満の絵は、時々浮世絵展で お目にかかる絵師だったので知っていたが、これが代表作だったのか!と思った。
料亭の外で 提灯を持って歩く人の 光の当たり具合が 上手く表現されていて、こういう絵は初めて見た。ここまで観に行って良かった!

絶対に後期も観に行こうと思った。


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