8月28日
今日は、半年ぶりに 映画館で映画「糸」を観た。
思い出してみれば、2月に シネマ歌舞伎「風の谷のナウシカ」を観てから、映画館で 映画を観なかった。
映画館は、密になるので、怖いかな。と、思っていたら、実験で 20分で空気が入れ替わるという映像が出てきて、安心できた。
「糸」という映画は、一言でいえば、恋愛映画だった。
私としては珍しいことで、恋愛映画というものをほとんど観てこなかった。
最近、菅田将暉が よくテレビに出ていて、それは映画の宣伝の為だったりするのだが、ちょっと観てみたいという気になった。
菅田将暉は、いろんな役ができる人で、こういう普通の人の役もやるんだな。と、思った。
久しぶりに映画を観て、泣いてしまった。
菅田将暉が演じた人の優しさが 心にしみた。
自分が 辛い時でも、他人に「大丈夫?」と声をかける姿に ぐっときた。
初恋の人を想い続けていても、どうにもならない感じだった。
すれ違いの人生かな。と、思った。
せつない恋心。
初恋は実らぬものとあきらめて、違う人と結婚することは、よくあること。
子供が生まれて、良いお父さんになった姿があり、菅田将暉は お父さん役も似合っているなあ。と、思った。
映画の中で 中島みゆきが歌う「糸」やら カラオケで出演者が歌う「ファイト!」が出てきて、劇中の物語とリンクしていて 印象に残った。
舞台が北海道の美瑛、札幌、東京、シンガポール、函館と目まぐるしく変わり、中学の頃、社会人になった頃など 月日が 変わっていく。
途中で 3.11が出てきたり、平成最後の日も出てきた。
平成最後の日は、私は 日本にいなかったので、こんな風に カウントダウンをしていたとは知らなかった。
あの時は、1週間くらい休みだったので、ロンドンに行ったのを思い出すが、たった1年くらい前のことが 今となっては 随分昔のことのような気がする。
外国どころか東京でさえも、今では出かけられなくなった。
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