2月8日
名古屋の伏見ミリオン座で 映画「盗まれたカラヴァッジョ」を観た。
ストーリー
映画製作会社の秘書ヴァレリアは、人気脚本家アレッサンドロのゴーストライターでもある。ある時引退した捜査官と名乗るラックという謎の男が、1969年に世界を震撼させたマフィアによるカラヴァッジョの名画「キリスト降誕」盗難事件を映画化するようにヴァレリアに助言する。ヴァレリアがプロットにまとめると、映画会社は傑作だと興奮し、瞬く間に映画化が決定するが、アレッサンドロが何者かに誘拐され昏睡状態で発見される。映画の内容を嗅ぎつけたマフィアが動き始めたのだ。ヴァレリアはラックの情報を元にミスターXとしてシナリオを書き進める。マフィアがミスターXの正体を探る中、映画の制作は進んでいく…。
謎の男は 一体誰か?
最後に男の正体は分かるが、「やはり、そうか。」と、思った。
イタリア映画らしく、女好きの男が 何人も出てきて、それがいやらしくなく、いかにもイタリアの男だなあ。と、思った。
女も フェロモン全開な感じで、色っぽい人たちで、男の誘いに乗ったりした。
カラヴァッジョの絵との関わりは そんなにあるような感じでは無かったが、建物の彫刻が大写しされたり、こういう大理石の彫刻と何となく調和するようなストーリー展開が 私には 新鮮に思えた。
映画を撮っている想定の映画で、どれが本筋のストーリーなのか分からなくなった。
カラヴァッジョの絵はどうなったのか分からないうちに、映画が終わってしまった気がした。
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