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2019年11月20日21:57

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奇跡の写実絵画ースーパーリアルワールド展

11月17日

豊橋から浜松まで JRの普通列車に乗って行った。
豊橋から浜松までは 電車で30分くらいだった。
浜松に出かけるのは、久しぶりだった。

浜松に着いたのが、11時20分くらいだったので、浜松駅で浜松餃子を食べた。
私は 浜松には不慣れなので、駅ビルで 浜松餃子の店を見つけた。
石松餃子と肉餃子のセットで 1000円くらいのものを食べた。
浜松餃子は、野菜の入った餃子で ゆでたもやしが添えてあった。
思ったよりもあっさりしていた。
静岡限定の生ビールや 三ケ日みかんサワーもメニューにあったが、お昼で これから美術館に行こうという時なので、がまんした。
地方限定の飲み物って そそられてしまうが、ぐっとがまん。

浜松駅からバスに乗って、浜松市美術館に行った。
ここではマナカは使えなかった。バス賃は 130円だった。
美術館までのバスの便は良かった。1時間に何本でもバスがあると、安心である。
これまで1時間に2本の場所や、1時間に1本しか電車がない場所の美術館にも出かけたことがあるので、バスの本数は 必ず確認する私。

わざわざ浜松市美術館まで出かけたのは、写実絵画の展覧会があり、ホキ美術館で観た石黒賢一郎氏の作品が観れるからであった。
千葉県のホキ美術館には、開館の時の展覧会に出かけたことがあった。
石黒賢一郎氏の絵は、セピア色の風景画で これが本当に描いたものなのかと思うくらいの絵だったので、驚いたことを思い出す。
また、油彩のスペインの風景画も素晴らしかった。
この11月17日には石黒賢一郎氏の講演会があったので、それを聴くために出かけた。

浜松市美術館で講演会を聴くのは初めてだったので、整理券が配られるのかどうか分からず、とりあえず午後1時くらいに受付の人に聞いた。
そしたら、午後1時半くらいに講演会の会場が開くので、それから入場するということだった。
まさか、入場整理券が 配られないとは!
石黒賢一郎氏の講演会は 大人気なのかな。と、思っていたので、拍子抜けした。

講演会の内容は、これまでの石黒氏の作品の紹介だった。

多摩美術大学の大学院2年の時に、上野公園のホームレスの人たちの絵を描いたのが、写実絵画を描く初めてのものだった。
ホームレスを描いた絵は、4枚描いた。
ホキ美術館が所蔵しているものもあり、今回の展覧会でも見られた。
上野公園で ビールを差し入れして、ホームレスの人と一緒に飲みながら 絵を描いたという。絵の中で お酒の瓶なども丁寧に描かれていた。
しかし、当時の東京都知事の青島が ホームレスが景観的に良くないとかで、ホームレスがいなくなったので、絵が描けなくなった。

その後、スペインに留学することになり、スペインの風景や静物画を描いた。
スペインの風景をセピア色で描いた絵をホキ美術館で観て、私は 衝撃を受けた。
まるで、古びた写真のように見えるものが、絵だとは信じられないくらいだった。
石黒氏は「風景画家」というレッテルを貼られたくないということで、最近は キューティーハニーやマジンガーZ、エヴァンゲリオンをテーマにした絵やオブジェを作っている。
私は 彼の風景画が良いなと思ったので、わざわざ浜松市美術館まで行ったのに、まさかオブジェがあるとは思いも寄らなかったので、ショックだった。
オブジェは いかにもマジンガーZが乗っていそうな乗り物だったり、キューティーハニーで出てくるという空中元素固定装置というへんてこりんな機械というのか物体が作ってあったり、ロボットも展示されていた。
驚いたことに、空中元素固定装置が ガチャで 500円で売っていた!
こんな物を買う人がいるのかな?
石黒氏のコアな趣味に付き合わされたような気がして、私は つまらなくなった。
私は 写実絵画が観たかった。
それから 東日本大震災の後、イスラエル製のガスマスクを着けた人の絵を描いていたことを知った。
イスラエル製のガスマスクは、ゴムの匂いが強烈だそうで、それを着けて奥さんをモデルに絵を描いたり、自画像もガスマスク姿の絵だった。
裸の女性が ガスマスクを着けて、実験室みたいな所に立っているという絵もあった。

眼鏡をかけた女性にヌードは、耳に何か付けていて、それがエヴァンゲリオンからきていると聞いた。

美術館の2階に展示は、斎藤雅緒氏の絵で、花の絵(浜名湖花博ポスター)とか林檎や葡萄などの絵や 充実野菜の元になる絵など 凄い写実絵画だった!






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