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2019年10月23日19:26

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鏑木清方展・・・名都美術館

10月22日

「即位の礼」で 仕事が休みになったので、「鏑木清方展」を観に行くことになった。
午後2時から 学芸員によるギャラリートークがあることを知っていたので、丁度良いな。と、思った。
せっかく長久手市に出かけるので、おしゃれなカフェで ランチをしようということになり、午前11時に店に入れるように 出かけた。
スパゲッティとパフェが美味しいと評判の店を インターネットで探した。
店には入れたのだが、駐車場が満員だった。たった4台しか車が停められないとは!
ブドウのパフェ(巨峰)は 美味しかった。
でも、駐車場が こんなふうではもう行けないな。と、思った。

名都美術館からは 車で行けば 近い場所だったので、ランチをした後、1時間くらい展示を観た。
展示は、前期展示と後期展示では、絵がそっくり替わる。
今回は 前期展示を観た。
鎌倉市にある「鏑木清方記念館」から借りてきたものが多く、個人蔵、茨木県近代美術館、サントリー美術館などの所蔵品もあり、頑張って学芸員が借りてきたんだと思った。
名都美術館の所蔵のものもあるが、最近 購入した5点の絵のうちの2点が前期に展示されていた。(このことはギャラリートークで 聞いた。)

前期展示を観に行って、良かった!と思えた絵は、鏑木清方記念館の顔とも言うべき、「朝涼」が展示されていたことだった。
何年か前に 「鏑木清方記念館」に行ったことがあり、「朝涼」は その時に観た絵だった。鏑木清方のお嬢さんをモデルに描いた絵である。
少女が 希望を持って生きていこうという強い意志を持っているように思われる絵である。この絵が まさか名都美術館に来ているとは、思いも寄らなかったので、うれしい!!
「露の干ぬ間」(大正5年)が 今回 名都美術館に入った作品で、この前後の年に清方が描いた絵が 文展で 特選をもらった作品であるという 清方の充実期に描かれた作品であり、女性と まわりの草花などが 見事に描かれている。

また、このギャラリートークで聞いたことで、印象深かった作品は、「町駕籠」(大正13年)で、90年ぶりに公開された絵だと聞いた。それを最近 名都美術館が購入してくれたことは、私にとっては うれしい限りである。
学芸員にとっては 特別な絵であり、ぜひお勧めの作品という感じで 話していた。
美人画は良いなあ!!

鏑木清方は挿絵を描いたり、「孤児院」(明治35年)「教晦」(明治38年)というように社会を風刺した絵も描いていた。

美しいものは良いな。目の保養になった。

ギャラリートークの後、愛知県立芸術大学の法隆寺金堂壁画模写展示館に行って、模写秋季展を観た。


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