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2019年08月21日16:39

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フランス紀行(その3)

8月11日

前日にスマホを盗られたので、とりあえず現地の警察署に行って、盗難届を出すことにした連れだった。
ホテルの近くの警察署は開いてなくて、仕方なく パリ観光案内所に行くことにした。
そこで パリ・ミュージアム・パスに引き換えることになっていたからである。

美術館をいくつ観れるか分からないが、ミュージアム・パスを持っていれば、行列に並ばなくて済むという話だったので、5日間のミュージアム・パスを買った。
5日間のパスでは、ミュージアムは4日間有効で、パリの地下鉄とバスは 5日間乗り放題になっていた。(ただし、遠くに出かける場合は 使えない)
それから、セーヌ川クルーズが1回できるという特典がついていた。
せっかくなので、セーヌ川クルーズも良いかもしれないな。と、思った。

パリ観光案内所は午前10時に開くので、その時間を目指して出かけた。
10時20分くらいに着いたら、少し待っただけで済んだ。
ミュージアム・パスを手に入れたら、まず ルーヴル美術館の予約を連れのタブレットでやってもらった。
今年から ルーヴル美術館は予約制になり、ミュージアム・パスを持っていても、入れないことになった。なかなか面倒なことになった。

私一人だったら、そういうことはできなかった。
まずタブレットを持っていない。

連れは 観光案内所で 警察署の場所を聞き、私たちは 自由行動をすることになった。

まず出かけたのは、オルセー美術館である。
オルセー美術館は月曜日が休みなので、「日曜日に行くしかない」と思った。
美術館に入る為の行列がすごく長かったが、私はミュージアム・パスを持っていたから、全然並ばずにすんだ。その為だけでもミュージアム・パスを買った価値があると思った。
オルセー美術館で、まず 昼食をとった。
もう午前11時を過ぎていたから、レストランが混む前に 食べることにした。
オルセー美術館のレストランは、内装が素晴らしくて、素敵なシャンデリアと天井画があり、まるで宮殿のような感じだった。(「地球の歩き方」でも紹介しているレストランである)
そんな中で、一番安いものを食べた。鶏肉の煮込みとポテトで、25ユーロくらいだった。一番安いものを食べたって、たまには豪華な内装の場所で食べるのが良いよね。

結局オルセー美術館には 4時間くらいいた。(もっといたかもしれない。)
時間を忘れるくらい名画に酔いしれた。

「美の巨人たち」で観たギュスターヴ・クールベの「画家のアトリエ」も観た。「オルナンの埋葬」と並んで展示されていた。これが本物か!!と、思った。
大きな作品だった。
「地球の歩き方」に載っている作品は 全部観たし、他の作品も 名品揃いで、見どころ満載というのか、さすがに「パリ三大美術館」の1つだと思った。
印象派の作品の数々は、凄かった!
アール・ヌーヴォーの家具の展示もあった。

その後、オランジェリー美術館も行った。
大広間の壁一面のモネの「睡蓮」は、鑑賞者が多くて、なかなかじっくりと観ることができないが、さすがに閉館ギリギリの時間は 人が少なくなって、自分の為の「睡蓮」のような感じになった。塗り絵もやった。
美術館の人に追い出されるまで粘って観た。
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