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2018年12月12日20:11

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とっておき!日本画コレクション

12月9日

名都美術館での展覧会を観に行くことを忘れていて、もう気が付いたら 最終日だった。

「2021年度中の開館を目指す大阪市の新しい美術館。近代の洋画・日本画を中心に国内外の作品を幅広く収集する質の高いコレクションは、これまでにも大阪市内などでその一部が公開されてきました。本展では、東京、京都を舞台に活躍した日本画家に加え、大阪画壇で華々しい成果を残した画家の作品も含む充実した内容で、そのコレクションの一端をご紹介します。2016年に重要文化財指定を受け、指定後初めての公開となる福田平八郎《漣》(前期のみ展示)も必見です。関西以外でまとめてコレクションが公開されるのは初の企画でもあり、多くの方にご高覧いただければと思います。」

大阪に新しい美術館が できるとは知らなかった。

何と、大阪の中之島にできるという。大阪には国立国際美術館があり、新しい美術館は そこから近い場所にできる。

この展覧会で 新しい美術館の模型の展示もあり、こんな建物ができるのか。と、思った。
最終日になってしまったので、前期展示は観ていないが、なかなか見応えのある展覧会だった。

大阪の新しい美術館の所蔵品を一足早く、名都美術館で 見せてもらえるとは凄いなあ!と、思った。

美術館の駐車場を見たら、「なにわナンバー」の車が 何台かあり、わざわざ大阪から この展覧会を観に来た人がいることが分かった。

印象に残った作品は、菊池芳文「春雨吉野山之図」で、桜を描いた絵はこれまで随分観てきたが、この絵が 一番 美しいなあ!と、思った。

速水御舟「春雪」も素晴らしかった!

島成園「舞妓之図」や「秋乃夜」は、艶めかしい女性の絵で、ドキドキした。

私は これまで知らなかったが、三露千鈴という画家の絵が 展示されていて、印象に残った。
「殉教者の娘」「秋の一日」「化粧」「春」の4枚が展示されていた。

22歳くらいで亡くなった画家で、何だか惜しいなあ。と、思った。

長生きしていたら、上村松園みたいになっていたかもしれない。

関西では、北野恒富が大先生みたいな感じなのかな。

「五月雨」という絵が展示されていたが、舞妓さんが池の鯉を見ている様子を描いた絵なのだが、とてもその舞妓さんが美しいのと、ふっと素を見せたような感じが とても良かった。お座敷での舞妓さんとは違った感じが良く出ていた。

いろんな画家が 北野恒富に師事していたようだ。

勿論、関西の画家といえば 竹内栖鳳の絵は展示されていた。

前期展示を見逃したのは残念だが、後期展示の最終日に間に合って良かった。



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