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2018年12月08日16:53

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ヤマザキマザック美術館での講演会

12月2日

「院展名古屋展」・・・女性を観た後、ヤマザキマザック美術館に向かった。

この日は 午後2時から講演会があった。

浅井忠についての講演会は なかなか聴くことができないと思って、出かけることにした。


明治を代表する洋画家のひとり、浅井忠は佐倉藩士の長男として江戸に生まれ、1876年工部省工部美術学校に入学。バルビゾン派の影響を受けたイタリアの画家、アントニオ・フォンタネージの指導を受けた。

 1900〜02年まで、西洋画研究のためフランスに留学した浅井は、当時のヨーロッパを席巻した芸術運動「アール・ヌーヴォー」に圧倒され、帰国後は陶芸・漆芸など工芸作品にその様式を取り入れて、新たなデザインを生み出した。

 本展では、浅井が滞欧期および帰国後に制作した油彩・水彩画、建築家の武田五一とともに、京都高等工芸学校(現・京都工芸繊維大学)の教材としてフランスで蒐集した19世紀末〜20世紀初頭のポスター・工芸作品、そして渡仏後の工芸図案をもとに制作された工芸作品の三部で構成。浅井が触れたアール・ヌーヴォーと、それを受けてつくり出された浅井の工芸デザインの魅力に迫る。


講演会
第1回 2018年12月2日(日)14時から※開場13時30分
講師:前川公秀氏(元佐倉市立美術館館長、國學院大學大学院客員教授) 
演題:浅井忠の創作−絵画から工芸へ−

第2回 2019年1月13日(日)14時から※開場13時30分
講師:並木誠士氏(京都工芸繊維大学美術工芸資料館館長)
演題:浅井忠と近代京都のデザイン−京都工芸繊維大学コレクションから−

予約:不要
定員:80名(先着順)
参加費:無料 ※要本展鑑賞券(半券でも可)
開催場所:マザックアートプラザ4階会議室(美術館北側隣接ビル)


第1回の講演会を聴いた。
講師の前川氏は、千葉県立美術館の館長もやっていたことがあり、浅井忠のコレクションを扱っていた。
浅井は水彩画に良いものがあるが、なかなか展覧会に貸してもらえない。と、聞いた。

フランス時代に 何故農村風景を描いたのか?
明治には珍しい  土の匂いのするリアリズム  バルビゾン派の影響

「横浜写真」  明治 横浜港  外国人が記念に買っていく絵画
日本の風景  風俗 お土産の写真

日本のエキゾシズム、名所 風景、風俗、庶民の暮らし、農村の風景
50枚程度の写真をアルバムとして編集して売られた。

江ノ島風景 モノクロ、 日本画家が色をつけた

洋画・・・需要がなかった

浅井は外国人向けに絵を描いた?  売ることが前提  イギリス人が買って帰った

明治27年 日清戦争  従軍画家  写真 木版にする

「花園口上陸図」 1894−95 水彩画  同構図 同図柄 2枚ある
水彩画 石版画 新聞挿絵 スケッチ  

写真家 浅井魁一(従兄弟)戦地に一緒に行った

旅順で日本軍虐殺 「旅順戦後の創作」1895
透明水彩・・・色を重ねることができない  白は紙の色を残すか 削る

珍模様の絵ハガキづくりに熱中・・・図案の出発

1903年 陶芸家と図案家の研究団体「遊陶園」を設立
聖護院洋画研究所を創設

1906年 聖護院洋画研究所と関西美術会を統合して関西美術院を創設

漆芸家と図案家の研究団体「京漆園」を設立



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