10月20日
豊川市にある桜が丘ミュージアムで 「蜷川実花展」をやっていることを知り、行ってきた。
蜷川実花さんは、演出家の蜷川幸雄氏の娘で、写真家である。
以前、京都での個展を観に行ったこともある私。
まさか豊川市で個展をやるとは思いがけず、「行くしかない。」と思った。
内容
写真家の枠を超え、映画、デザイン、ファッションなど、ジャンルにとらわれることなく多彩な活躍をしている蜷川実花。 本展では、「虚構と現実」というテーマを切り口に、アーティストの写真の本質に迫ります。色鮮やかな花々を撮影した「永遠の花」や「桜」、著名人やスポーツ選手などその時々の顔ともいえる人々を撮影した「Portraits of the Time」をはじめ、新境地となった「うつくしい日々」や「PLANT A TREE」など、多様な方向から表現、制作された作品が一堂に並びます。
時代の先端を感じ取り、表現の場を限定することなく活躍し続ける“蜷川実花”の作品世界を、全身で体感できる、またとない機会となります。
会期 2018年10月19日(金曜)から11月17日(土曜)まで
休館日 毎週月曜
時間 午前9時から午後5時まで、入館は午後4時30分まで
会場 豊川市桜ヶ丘ミュージアム
午前9時からだというので、気合を入れて行ったら、10分前に着いた。
既に5人くらいの人が並んでいた。
会場に入ると、一部屋丸ごと桜の部屋があって、「春爛漫」という感じがした。
これまでいろんな写真展を観てきたが、壁や床まで「 桜づくし」になっているものは、初めて観た。
これは 言葉では表現し難いが、丸ごと桜に包まれているというのか、華やかな感じで、ビックリした!
六本木アートナイトの時に、狭い空間であったが、蜷川実花さんの桜の写真が展示されていたものを観たことがあるが、壁や床まで 桜の写真だらけになっているのは凄いなあ!と、思った。
豊川市桜ケ丘ミュージアムには 以前にも行ったことがあるが、こういう空間だったかなあ。と、思った。
もっと地味な空間だったはずで、実花さんの写真が とてつもなく華やかで、すっかり「蜷川実花さんの世界」に引き込まれてしまった。
桜だけでなく、いろんな花の写真や、2階では 有名人などの人物の写真が展示されていて、見応えのあるものだった。
安室奈美恵さんや、ビートたけし氏、矢沢永吉氏、石原さとみさん、羽生結弦選手、ケンブリッジ飛鳥選手、モデルさんたちや AKBの皆さんなど 随分多くの写真が展示されていた。
この中に宮沢りえさんの写真もあるはずだが、分からなかった。
大相撲の千代の富士の娘の秋元梢さんの写真は、「ザ・日本」という感じで、着物を着ていて、とても美しく、インパクトがある写真だった。
映像を見せる所もあり、金魚やクラゲと雑踏の街がオーバーラップしている映像が見られた。
また、蜷川幸雄氏が入院していた病院の写真と実花さんの思いを綴った文章は、父親との深い絆を感じた。
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