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2018年05月03日15:14

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瀬戸内アートな島めぐり(最終回)

犬島「家プロジェクト」

犬島の集落に「日常の中の美しい風景や作品の向こうに広がる身近な自然を感じられるように」との願いを込め、2010年、企画展示を目的とした3つのギャラリー「F邸」「S邸」「I邸」と「中の谷東屋」を公開。2013年、新たに2つのギャラリー「A邸」「C邸」が加わり、それぞれのギャラリーと集落内に作品を公開します。集落に点在するギャラリーは、かつて建っていた民家の瓦屋根や古材、透明なアクリル、周囲の風景を映し出すアルミなど多様な素材でつくられています。


F邸
動物や植物を想起させる様々な形のオブジェや多様な物質の表面からなる彫刻など、複数の作品を「F邸」とその坪庭を含む建物全体の空間にダイナミックに展示しています。犬島という場を背景に、新しい生のかたちを表現しています。

S邸

透明アクリルの壁が連なる「S邸」に設置された本作品は、大きさや焦点が異なる無数の円形レンズを通して周りの景色の形や大きさが歪んで映し出され、見る人に目に見える世界の多様性を促しています。

A邸
多彩な色の造花の花びらを組み合わせてつくった作品は、「A邸」の空間特性を生かすことで、作品が躍動的なものとなり、見る人に刺激的な体験を促しています。

C邸
建物の空間を縦横無尽に張り巡らされた水糸により現れた光の線は、空間内でのみ存在しながら互いにつながり、光の溜まりを創ります。作品の一部は島民の手によって編まれ、島とアーティスト、そして鑑賞者をつないでいます。

I 邸
「I邸」の空間に、向かい合う3つの鏡を配置した本作品は、2方向に開かれた窓からの風景を結びつけています。作品中央のある一点において、鑑賞者は無限のトンネルのただ中にいる自分を見つけます。タイムトンネルのような同心円の中に立つ鑑賞者は、無限の空間とつながるスポットにより、新しい感覚の旅に誘われます。

石職人の家跡
素材や場所そのものに蓄積された記憶に反応するように、描かれた動植物などの生命力あふれるモチーフが犬島の土地に根差し、さらには敷地を飛び出して集落内の路地にも展開していきます。

アーティスティックディレクター・長谷川祐子、建築家・妹島和世による犬島の集落で展開するプロジェクトです。妹島和世は、新たな展示空間の創出にあたり、鑑賞する人と作品と島の風景が一体となるよう建物をデザインしています。

犬島は、コンパクトに家を巡ることができて良かった。

(直島では、道に迷ってしまったこともあった。)


ここで観た作品の作家の名和晃平や淺井裕介が あいちトリエンナーレでも活躍した。

ここで有名になったので、あいちトリエンナーレに呼ばれたのかもしれない。

あいちトリエンナーレは、今まで3回開催されてきて、私は3回とも観に行ったが、第1回のトリエンナーレがとても印象深く思い出される。

初めて「トリエンナーレ」というものを観て、「こういうものなのか。」と、思った。

六本木アートナイトにも何回か出かけて、その第1回の開催には「アートナイトとは どういうものなのか」を説明してくれる森美術館の館長の講演会を聴いた。

横浜トリエンナーレにも出かけたこともあった。

オーストリアのウィーンでも現代アートの展示を観て、日本とは随分違っていて、驚いた。

日本では絶対にありえない展示もあった。

現代アートを観ることに随分慣れてきた私であるが、今回の直島・犬島の展示には 感銘を受けることもあった。

何にしても、アートは楽しかった!

トリエンナーレは、期間限定のものであるが、こういう恒久的な展示というのも良いなあ。と、思った。

精錬所の煙突が だんだん崩れていく様子そのものもアートになる。


瀬戸内の島々の美しさ。

今度は、豊島に行ってみたいな。

私が参加できる日程のツアーがあれば、行きたい。






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