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2017年12月10日17:19

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創画会 70周年記念展

「だるせん」の講演会が早く終わってしまったので、また松坂屋美術館に行った。

「創画会 70周年記念展」というものをやっていた。

「創画会」というものを私は知らなかった。

チラシより、「戦後期、画壇における旧態依然とした展覧会運営の不満や日本画の硬直化に危機感を持つ者たちが決起し、1948年(昭和23年)、東京・京都の中堅日本画家13名によって、在野の日本画団体「創造美術」が結成されました。

創造美術は、画壇の沈滞を打破すべしとの気概にあふれる創立会員たちと、自由な創造の場を求めて出品してきた新進気鋭の画家たちにより、世界性に立脚する日本絵画の確立を目指さんとして自由な絵画表現が試みられ、戦後の日本画壇に強烈な刺激を与えました。
その後「創造美術」は 「新制作協会」日本画部を経たのち、現在の「創画会」へと続いています。

この流れを汲む創画会では、今日も創立当初の精神を受け継ぎ、所属会員や公募出品者たちによって日本画表現への自由な挑戦が絶えず繰り広げられ、毎年春・秋の創画展においてその成果を発表して参りました。

この度、一般社団法人創画会では、創造美術創立から70周年を記念し、松坂屋美術館にて創立会員・物故会員・現会員、計91名の作品によって展覧会を開催いたします。」・・・理事長 上村淳之


上村淳之は、有名な画家なので 私でも知っていて、秋野不矩、広田多津、山本丘人、平川敏夫、加山又造も知っているが、現会員は知らない画家ばかりだ。

初めて 創画展を観て、随分院展とは違うんだな。と、思った。

抽象絵画が多いように思え、何が描いてあるのかわからない作品が多かった。

午後3時過ぎに行ったので、見学者が少なかった。

ギャラリートークが午後2時からあったようなので、それが終わって、閑散としている感じだった。

名古屋市博物館で 講演会を聴いていたので、こちらに参加できなかったから仕方ないが、説明を聞いていたら これらの絵が分かったのかもしれない。

見慣れている院展の方が 私には日本画らしくて良いように思えた。

創立会員の方々の作品には、訴えかけてくるものがあったが、現会員の絵は 何だか分からない絵ばかりで、どうも私には しっくりこなかった。

こんな絵で800円も入場料を取るんだ。と、思った。

ここでは30分くらいで退出した。



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