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2017年04月26日17:41

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唐招提寺の四季と今に伝わる鑑真和上の教え

すっかり日数がたってしまったが、4月22日に 唐招提寺の長老 西山明彦(みょうげん)師の講演会が 豊田市美術館で行われ、それを聴いた。
その講演会の題名が 「唐招提寺の四季と今に伝わる鑑真和上の教え」というものであった。

西山明彦師は、昭和26年三重県の生まれで、平成28年4月から第88世長老になった人である。
さすがに、お話が上手であった。

唐招提寺は、皆が集まって勉強するところという意味であると聞いた。

和上の像、金堂は 天平時代に建てられたもので、ずっと創建当時のままだそうだ。

鑑真和上の座像は、和上が存命中に作られたもので、その国宝の像は、6月5日くらいの3日間しか公開されていない。
しかし、今は その復元像があり、いつでも和上の像が拝める。
ちなみに、中国の教科書にも鑑真和上の像が載っていて、中国からその像を見に来る観光客が多いそうである。

わざわざ中国から来たのに、和上の像が見れないという不満の声にこたえる形でできたらしい。

長老は、唐招提寺の四季折々の花や行事を説明された。
ガクアジサイ、桂花、苔の庭、蓮、萩、紅葉、

梵網経  廬舎那仏

生き物を殺さない  人の物を盗むな 男女の交わり・浮気はダメ 結婚は良い 嘘はダメ  酒の売り買いはダメ
酒を飲むよりも罪が深い 薬物を勧めるのはダメ

玄奘の教えー 興福寺 薬師寺・・・最も厳しい教え
野菜だけしか食べてはならない

鑑真和上の教えー東大寺、唐招提寺・・もっとゆるい
生業としている漁師から魚を買ってこれば、それは食べても良い。自分が殺さなければ。

仏教は戒律が厳しいと思っていたが、厳しい教えのものもあれば、少しゆるいものもあるんだな。と、分かった。

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