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2016年10月19日15:40

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東京へ行った(6)  講談社野間記念館

10月16日

いよいよ大学の同窓会の日になった。

でも、前日に さんざん歩き回っていろんなものを見たので、疲れていた。

まずは、新宿の「酸素カプセル」へ行った。ここは早朝から営業しているのが良い。

そこで、少しリラックスして 元気を取り戻した。

新宿からは都バスに乗って、「椿山荘前」で下車。

大学の同窓会は 椿山荘で 行われた。

でも、せっかく椿山荘まで行くので、隣にある 「講談社 野間記念館」に寄ることにした。

講談社野間記念館には、永青文庫の「春画展」を観に行った時に、ついでに行った所である。

そんなに展示物は多くないし、500円で観れるので、丁度良いと思った。

10月23日までは、「横山大観展」をやっていた。



「野間コレクション収蔵、大観芸術の粋〜 横山大観展」

近代日本美術界において、至宝、巨星、巨匠、大家、第一人者と冠される枕詞そのままに、いまもなお人々に支持され愛される横山大観。大観といえば、生涯に1500点も描いたとされる富士山の絵が有名ですが、花や鳥を描いても気品ある作調で 好評を博し、また歴史画では、斬新な発想のもと飄逸な人物描写を見せたりもしました。

その大観と講談社の初代社長野間清治との交流が生んだ、野間コレクションに収蔵される大観の作品群。本展では、若き日の千利休の逸話を題材にした名作「千与四郎」をはじめ、関東大震災に際して野間の求めに応じ描かれた『大正大震災大火災』表紙原画など、大観の画業が充実した大正期の作品を中心に展示いたします。

さらに、大観と同時代に日本美術院を舞台に活躍した画家、下村観山、木村武山、安田靫彦らの佳作も併せてご堪能いただきます。

良いタイミングで 素晴らしい展覧会をやっていた。

横山大観の作品を21点観て、小川芋銭、山村耕花、大智勝観、小茂田青樹、川端龍子などの色紙の絵など161点の作品を観た。

印象に残った絵は、横山大観の「千与四郎」(六曲一双)、「富士・三保図」(六曲一双)。


木村武山の「慈母観音」は、狩野芳崖の絵に触発されて描いた絵なのだろうか。

雰囲気はとても似ている。

武山の絵を こんなに素晴らしいとこれまで思ったことが無かったが、この絵を観て、野間記念館に出かけて 本当に良かった!と、思った。

フィレンツェでさんざん宗教画を観てきたが、それに全然劣ることはなかった。

日本画の仏画も なかなか素晴らしいものである。と、改めて感じた。

速水御舟「菊花」も展示されていて、なかなか見応えのある展覧会だった。

野間記念館の後、椿山荘に行ったのだが、ここの壁面に 田村能里子の絵を 2枚発見してテンションが上がった。

さすがに 椿山荘は 飾ってある絵も違うんだなあ!と、思いつつ、同窓会の会場に行った。

椿山荘の庭は 随分前に行ったことはあるが、建物の中に入ったのは 初めてだった。



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