10月2日
今日は、岡崎市美術博物館に行った。昨日から「ブリューゲルとバロックの巨匠」という題名の展覧会が始まっていた。
「ヨーロッパ各国の珠玉の名品が集結 バロック絵画の全貌を探る」というチラシの文句に誘われて出掛けた。
丁度、今年の10月末までの期限のパスポート会員なので、10月中は 何回行っても良いのだが、
とりあえず行った。
この展覧会の目玉は、ピーテル・ブリューゲル(子)の「東方三博士の礼拝」(プラハ国立美術館)であろう。
ディエゴ・ベラスケスの「自画像」や、レンブラント・ファン・レインの「襞襟を着けた女性の肖像」
ペーテル・パウル・ルーベンスの「十字架への道」、ムリーリョの「自画像」「聖母子」などが展示されていた。いちおう「バベルの塔」という絵も。
イタリア絵画、オランダ絵画、フランドル絵画、ドイツ、フランス、スペインといったヨーロッパ各国のバロック絵画を堪能することができた。
プラハ国立美術館、ヨハネ・パウロ二世美術館、シャルトル会修道院美術館に所蔵される絵画なので、これまで見たことのない絵ばかりだった。
プラハにいつか行ってみたいと思いつつも、なかなか行くことができないから、こうして展覧会をやってくれてありがたいな。と、思う。
展覧会の出口近くにムリーリョの絵が展示されていたのが、私にとっては驚きで、ムリーリョはバロック絵画だったのかな?と、思った。
ムリーリョの自画像は初めて見たので、こんな顔をした人だったのか。と、思った。
優しそうな顔をしていた。「聖母子」の絵は、以前に見たことのあるような絵だった。
ムリーリョの「聖母子」は 良かった! 私にとっては この絵が レンブラントと同じくらい良いと
思った。
今回の展覧会では、「展示品のリスト」が無かったので、それぞれの絵の詳しいことが分からない。
今回は 図録は買わなかった。展覧会でいちいち図録を買っていたら、保管場所に困るからである。ただでさえ、本だらけの家になっていた。本棚から本はあふれ、段ボール箱に入れていて、それが部屋を占領している状態である。
ただ、印象に残っている絵としては、「マグダラのマリア」の絵であるが、農家の娘みたいに描かれていて、見慣れている「マグダラのマリア」の絵とは全く違う絵だった。
法悦の絵ではなかった。
もし、この展覧会をご覧になった方がみえたら、ぜひ ご確認ください。ビックリするような「マグダラのマリア」の絵でしたよ。
ちなみに、岡崎市美術博物館では11月27日まで。
なお、この展覧会は 姫路、山梨、鹿児島に巡回するようです。
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