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2016年04月24日21:47

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「法隆寺金堂壁画模写 春季展」・・・・愛知県立芸術大学

名都美術館の後、愛知県立芸術大学に向かった。

古川美術館で 「愛知県立芸術大学 法隆寺金堂壁画模写 春季展」のチラシを見て、愛知県立芸術大学に行ってみようと思った。

名都美術館からは 車で わりと近かった。

それでも 行ったことが無かったので、カーナビに住所を入れて 行った。

「法隆寺金堂壁画模写展示館」に 展示してあり、法隆寺金堂壁画模写を展示する為だけに建てられた建物だった。
受付に行ったら、女性が出てきて、「説明しましょうか。」と、言ってくれたので、何だか申し訳ない気持ちにはなったが、お言葉に甘えた。
というのは、見物人が私たち二人だけだったからである。

中に入ると、本物の法隆寺と同じ配置で 壁画が展示されていた。

昭和24年当時の壁画の状態を 模写したという。

解体修理するというので屋根ははずしていたが、火事で焼けてしまった。

火事の前に 画家などの専門家が壁画の色を 調べていたり、模写したりしていたので、それをもとに模写をしたそうである。

火事で焼けた壁画の写真も展示されていた。

現状模写というのは、剥落した様子や 壁の亀裂まで正確に描いていた。

飛天図だけは 復元模写していたものもあり、綺麗な姿が描いてあった。

それから 特別展示として「若き作家たちの模写作品」と題して、近年の卒業・修了制作において、優秀作品賞を受賞し買上げ作品となった模写作品も観た。

伊藤若冲の「雪中雄鶏図」など見事な作品ばかりだった。

さすがに優秀作品賞を受賞したというだけのことはあった。

あの若冲の絵を模写するなんて、凄いな。

まるで本物のようだった。






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