今日は、まず三菱東京UFJ銀行 貨幣資料館に行った。
ここは、午前9時からやっているので、都合が良い。おまけに、無料。
花鳥版画は26枚、団扇絵 4枚、本朝名所 6枚が展示されて、おまけに死絵も展示されていた。
花鳥版画の中で、「雲龍図」は、水墨画のような感じで、少し 他の絵とは違う感じだった。
珍しい作品だった。
「雪中椿に雀」は、赤い椿と緑の葉のコントラストが目に鮮やかだった。白い雪に映えて、雀が二羽いた。
「牡丹に孔雀」は、円山応挙の四条派の影響らしい。
「朝顔に鶏」は、鶏がシンプルに描かれていて、版画の彫りで 鶏の羽毛が表現されていた。
「月に雁」は、有名な絵で、何度も観たことがあったが、いつ見ても「良いなあ!」と思う。
団扇絵は、「薔薇に小鳥」「菊図」「四季の花尽 朝顔」「桜に小鳥」 どれも美しかった。
本朝名所は、「相州江ノ嶋岩屋之図」 「遠州秋葉山」「信州更科田毎之月」「天橋立」「薩多富士」
「拙州布引之滝」
江戸時代の人は、こういう絵を見て、「ここに行きたいなあ。」とか思ったのかな。
この展覧会は、5月15日まで。
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