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2016年01月26日21:23

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「サラリーマンコレクターの知られざる名品 わの会展」・・・平塚市美術館

1月23日

宿を 朝8時前に出て、近くのバス停から8時2分のバスに乗って、箱根湯本へ。

それから 箱根登山鉄道で小田原。小田原から平塚へ。平塚美術館に着いたのは、午前10時くらいだった。

平塚に出かけたのは、生まれて初めてだったが、インターネットで調べていたので、何とか行けた。

平塚は知らなかったが、ヨコハマゴムや不二家などの工場があった。

平塚美術館は、そんな場所にあった。

「サラリーマンコレクターの知られざる名品」という展覧会で、これまで観てきた展覧会とは一味違ったものであった。

自分の退職金をつぎ込んで買った絵や、奥さんのへそくりで買った絵など、絵に添えられた文章も独特のものであった。

自分の所蔵作品に関しては 詳しい。実際に見て感じてのことだから、根拠に自信がある。

それに作品の由来に関してもかなり勉強していて 詳しい。

その作品をとにかく愛している。

この展覧会で 私が 初めて知った画家が多かった。

146もの作品を観て、これまで観たことのないものばかりで、それでも中には 「名品だな。」と、思うものもあり、「これは自分の趣味ではないな。」と、思うものもあった。

私が名品だな。と、思ったのは、太田聴雨「愛陶」である。美人画である。

また、竹久夢二「一座の花形」は、大正初期の夢二版画の代表作であるが、それを個人で持っている人がいるのに驚いた。

遠山五郎「赤いシャンタユ」は、初めて観たが、凄い作品だと思った。

また、田淵安一「三天界」は、これまで観た田淵の絵とは 全く違って 明るい感じの絵だった。

田淵安一の絵は、愛知県美術館にも所蔵されているが、こういう感じの絵ではなかった。

この絵は 奥さんのへそくりで買われたそうであるが、一体いくらだったのか?

これまで知らなかった画家や彫刻家の作品を観れて良かった。

それもその作品を持っているコレクターが説明文を書いていて、その作品に対する愛が感じられて好感を持った。

平塚まで出かけた甲斐があった。


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