8月10日 (晴れ)
ウィーンは、最高気温が36度だとテレビで言っていた。
暑い!
それでも、観光するぞ。
ベルヴェデーレ宮殿に行った。
ホテルのフロントの人に ベルヴェデーレの行き方を聞いて 出発!
オペラ座まで歩いて行って、そこからトラムDに乗った。
案外 早く着いてしまい、30分以上も 外で 待っていた。
ここも開館が10時だった。
9時45分くらいにチケット売り場が開いて、早速 オイゲン公チケットを買った。
そのチケットは、「上宮、下宮、オイゲン公の冬の宮殿」のセットのチケットである。(26ユーロ)
「オイゲン公の冬の宮殿」のことについては、インターネットで調べていたので、ぜひとも行ってみたいと思っていた。
10時の開館を目指して、多くの人が集まっていた。
開館と同時に中に入って、せっかくなので、最上階の展示から観て行った。
最上階には、印象派の絵画が展示されていたり、新古典主義の絵画、ロマン主義の絵画などで、美しい、いかにも宮殿にふさわしい絵が展示されていた。
ルノアールの絵とクールベの「負傷兵」の絵が 印象に残った。
多くの人は、最上階まで観に行かないので、ほとんど貸し切り状態で観た。
多くの人(団体を含む)は、何と言っても クリムトの「接吻」の展示してある階だけで帰ってしまった。
さすがにクリムトの絵は 金で ピカピカに光っていた。
金が盛り上がっていたので、金箔を 上から貼っているのかな。と、思った。
多くの人は その絵がお目当てなので、人が群がっていた。
クリムトの「接吻」の他には、「水蛇」「ユディト」「フリッツァ・リードラーの肖像」「アダムとイブ」
「花嫁」(未完)、「ソニア・クニプス」、風景画も観た。
クリムトの作品のオンパレードだった。ここは写真撮影禁止だった。
また、エゴン・シーレの作品もいろいろ観た。シーレは「抱擁」「死と乙女」「家族」などを観た。
この美術館で、ダヴィッドの「サン・ベルナール峠のナポレオン」の絵を観た。
ナポレオンが白馬にまたがり、赤いマントを翻してアルプス山脈を越えようとする姿を描いた、あの有名な絵である。
こんなに大きな絵だったのか!ナポレオンは かっこいいなあ!
ここでは、日本語の図録を売っていたので買った。(14.9ユーロ)
中世のキリスト教の美術や モダニズムの絵の展示も観た。
上宮の 隅から隅まで全部観た。
それでも、1時間半くらいで観た。ここの中のカフェは、オイゲン公とその奥さんの肖像画なのかが飾ってあって、宮殿の雰囲気を 味わいながら 軽食を食べた。
こんな雰囲気の場所で カフェが楽しめるとは、何と贅沢なことだろう!
下宮にも行ったが、そこは大した展示ではなかった。現代アートの展示で、展示物も少なく、あっという間に観た。
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