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2015年02月11日20:51

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尾張徳川家の雛まつり・・・徳川美術館

今日は、また名古屋に出かけた。

徳川美術館で 雛人形を観るのは、何年振りか 忘れた。

2月8日に 文化のみちに出かけた時に、「雛巡りスタンプラリー」の用紙をもらったので、徳川美術館に行ってみようと思った。

名古屋駅の2番乗り場から バスに乗って、「徳川園新出来」というバス停で降りれば、近かった。

こういう行き方で出かけたのは、初めてだった。これまでは地下鉄に乗って、それから道に迷いながら なんとかたどり着いていた。

こんなに市バスが便利だとは知らなかった。

徳川美術館では、ロビーに飾ってあるお雛様だけ写真OKだったので、そこだけ撮った。

10時半になると、ボランティアガイドさんがロビーで20分くらい説明してくれた。

「今日は 祝日なので、展示室の展示品の前で 説明することはしない」と言う。

第1展示室は、武具・刀剣の展示で、今回の展覧会の目玉は、「脇差 銘 吉光 名物 鯰 尾藤四郎」で、豊臣秀頼が所持し、大阪落城の際に焼けたものの、家康の命によって焼き直した。

家康の遺産「駿府御分物(すんぷおわけもの)」として、尾張徳川家初代義直が受け継ぎ、以後尾張徳川家に伝えられたものである。

第2室は、茶道具。

第3室は、書院飾り。第4室は、能の装束や能面など。

第5室は、奥道具。大名自身やその夫人・子供たちの私的な生活の場「奥」で、身の回りを飾ったり、使用した道具、また教養を高めたり、趣味や遊びに用いた道具を奥道具という。

今回の展覧会の見所は、尾張家11代斉温に嫁いだ福君の婚礼の際の入輿道具であった。

特に、菊折枝蒔絵乗物は、見事で、乗物の中の白菊の絵も美しく、天井の模様も 素晴らしかった。こんなに美しいものを見たことは これまで無かった。

そのお道具のミニチュア版が お雛道具で展示されていて、見比べても遜色のない精巧なできばえで、素晴らしかった。

入輿道具は、全部で 今のお金でいうと2億円くらいかかったそうである。

物凄い贅沢品だなあ。と、思った。

また、尾張徳川家19代義親夫人の米子、20代義知夫人の正子、21代義宣夫人の三千子の3世代にわたる雛段飾りは 壮観だった!

犬張子や 御所人形、市松人形などの展示もあり、たまにはこういうものを見るのも良いな。と、思った。
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