二葉館の後、近くの建物にも行った。
「しゅもくかん」と読む場所である。
この建物は、市指定有形文化財、景観重要建造物。
陶磁器商として活躍していた井元為三郎が大正末期から昭和初期にかけて建てた邸宅である。
約600坪の武家屋敷の敷地割に、庭を囲むように大正浪漫あふれる洋館、和館、茶室や裏庭に東西二棟の蔵が残されている。
この建物には、初めて出かけたが、ここに「かわいいお雛様大集合」という展示があった。
可愛らしいお雛様が展示してあったが、ここの施設の女性が自分の家にあるお雛様を持ち寄って展示したということを聞いた。
私の家にもあったようなお雛様も展示されていて、懐しかった。
今では、そのお雛様を飾ることなく、倉庫にしまったままである。
7段飾りのお雛様であったが、組み立てるのが面倒臭くなって、飾らなくなったのは、もう何年前からなのかも忘れた。
ひょっとしたら、母が 知らぬ間に そのお雛様を処分したかもしれない。
雛人形を見たのは、ひさしぶりだった。
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