今日は、名古屋に出かけて、映画「みんなのアムステルダム国立美術館へ」を観た。
アムステルダム国立美術館には、私は 2014年の8月に行った。
その美術館の改修工事の為に10年に及ぶ休館期間を追ったドキュメンタリー映画で、こういう
いろんなことがあったということを知った。
最初に 「自転車道」についての話が出てきて、美術館を通りぬけていた自転車の人々の意見が
随分大きいことに驚いた。
それでも、現地を見ると、自転車用の道が とても広くて、自転車をとても優遇している都市であったので、「そうか。」と、納得がいった。
サイクリストの人々の意見が 美術館建設の根本から やり直すことになったり、建築家も大変であった。
また、様々な軋轢に嫌気がさして、辞任してしまった館長。
美術を愛するスタッフが 黙々と開館準備を進めていく姿。
美術館の展示室の壁の色を議論する学芸員とデザイナー。
所蔵作品の購入で、美術館が オークションに参加する場面が出てきて、金額が高すぎて その作品をあきらめたことがあった。
作品の保管場所や絵を修復する場面が出てきて、なかなか興味深かった。
何気なく アムステルダム国立美術館を見学したが、こういういろいろな事があった末の美術館だと思うと、良かったなあ。と、思った。
私は、たまたま2014年の8月に アムステルダムに行くことを決めて、出かけて、アムステルダム国立美術館に 6時間くらいいたが、見ごたえのある素晴らしい美術館だった。
壁の色を あんなにいろいろ議論していたとは 思いもよらなかった。
黒い色だったような気がするが、絵が 名画だらけで、壁のことは 気にならなかった。
私は、美術館の最上階の ヘリコプターの展示が 今でも気になっていて、どういうわけで、あのヘリコプターが展示されていたかを知りたい。
映画の中では、あのヘリコプターの展示のことは出てこなかった。
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