今年の個人的目玉モデル、新しいプリウスGT300仕様です。
トヨタGRプリウスPHV apr GT
2019年シーズンに向けてレギュレーションの改定があり、JAF−GTマシンで昨年まで認められていたエンジンの搭載位置の変更が認められなくなったため、2019年型マシンはフロントエンジン・リヤドライブに改められています。
ベースモデルがプリウスPHVに切り替わったため、ボディのデザインも変わっています。
フロント周り。
PHV用の切れ長なヘッドランプやGRモデルのバンパーをベースにデザインされたボディが特徴的。
ラジエターグリルはダミーで、前面で受けたエアはバンパーの開口部から取り入れられます。
カナードはバンパーのデザイン変更に合わせてオーソドックスな形状のものに変更されています。
フロントフェンダー上面の処理は先代の2016年型とよく似ていますね。
サイドエリアです。
フロントにエンジンが搭載されたため、エキゾーストパイプが左右のフロントタイヤ後部に設置されています。
これに伴ってフェンダー後端下部が切り取られた形になっていますね。
サイドステップは後端に備えられていたエアインテークが廃止され、ステップの上側のダクトも左右1つずつになり開口部の高さが低くなっています。
これに伴ってリヤフェンダー前側上面の傾斜も、先代に比べてより低い位置から始まっています。
またステップの後端には2枚のカナードが取り付けられています。
リヤ周りです。
フェンダー後部やボディパネルの処理はほとんど変わっていないように見えますが、当然ながらPHVモデルのテールランプが採用されているほか、ボディパネルに取り付けられていたジェネレーターが廃止されフラットになっています。
タイヤが丸見えなのは同じです。
ディフューザーは左右のエンドプレートが変わっていますが、形状自体はそれほど変わっていないようです。
リヤウイングは翼の形状はあまり変わっていないようですが、翼端板は小さくなっています。
レイズ製18インチホイールは新しいデザインですね。
タイヤは今季も30号車と31号車でヨコハマとブリヂストンに分かれています。
サイズは4輪とも330/710R18です。
ブレーキは前後ともAP製からエンドレス製キャリパー+プロジェクトu製パッドに換わっています。
しかしまあ、この短くて低いボンネットの中にどうやってエンジンを載せたんでしょうかね?
☆トヨタGRプリウスPHV apr GT 車両諸元
全長:4650mm
全幅:1950mm
全高:1130mm
ホイールベース:2750mm
エンジン:TRD製5.4リッターV型8気筒レーシングエンジン
トランスミッション:ヒューランド製6速シーケンシャル
クラッチ:小倉クラッチ製
サスペンション:前後ダブルウィッシュボーン
ホイール:レイズ製 前後とも13J×18
タイヤ:YHまたはBS 330/710R18
比較用リンク
【GT300】トヨタ・プリウスGT ZVW50
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1949576079&owner_id=29141368
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