《使徒書の御言葉》その118「キリストとともに苦しみを、キリストとともに慰めを」

《使徒書の御言葉》その118「キリストとともに苦しみを、キリストとともに慰めを」

二コリント1:5 キリストの苦しみが満ちあふれてわたしたちにも及んでいるのと同じように、わたしたちの受ける慰めもキリストによって満ちあふれているからです。

※パウロは、キリストはわたしたちとともに苦しんでくださる、と信じています。また、わたしたちが苦しんでいるのは、キリストの苦しみが十字架から溢れて、わたしたちにも及んでいるからだ、とも言います。わたしたちは、ただひとり苦しんでいるのではなくキリストがともに苦しんでくださり、わたしたちは、無意味に苦しんでいるのではなく、キリストの苦しみを少しでもわかちあって苦しんでいるのです。慰めも同じです。苦しむキリストが神さまから受ける慰めは、キリストに満ち溢れ、こぼれ出て、わたしたちに及ぶのです。キリストは、わたしたちとともに苦しみ、わたしたちとともに慰めを受けてくださる、とパウロは言うのです。

今週の祈り「神さま、静かで安らぐ祈りへとお招き下さり、まことにありがとうございます。神さま、どうぞ、あなたが羊たちを導いてください。神さま、歩けない子羊がいれば、胸に抱いてくださり、追い出された羊がいれば、探し求めて、見つけてくださり、まことにありがとうございます。神さま、病気で苦しんでいる方がおられます。痛みを取り除き、生活に平安をもたらしてください。仕事を探している方がおられます。どうぞ、ふさわしい仕事をお与えください。神さま、わたしたちを遜らせてください。自分の思いではなく、相手の思いに誠実になれますように。自分の力を過信せずに、相手の力を見下すことのないように、わたしたちを導いてください。主イエス・キリストのお名前によってお祈りいたします。アーメン」