mixiユーザー(id:2892585)

2019年02月21日18:45

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読書。

「地球にちりばめられて」
多和田葉子著。
言葉の世界を、自由自在に駆け巡る多和田ワールド。
面白かったなぁ。
不思議な越境小説。

「ある男」
平野啓一郎著。
一人の男の素性について、
意外なことが次から次に分かっていって。
在日三世の弁護士、という設定の人物の存在がキいてたなぁ。
この作家、デビュー作の「日蝕」が好きになれず、
あれ以来の出会いだったけど、今度は良かった。

「地球星人」
村田沙耶香著。
メルヘン風に始まって、
油断してたらエラいことになっていった。
この展開、とんでもないな…。
人間や社会の有り様、みたいなことについて、
考え続けている作家なんだろうなぁ。
他の作品も、ちと読んでみたくなった。
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