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2019年07月23日21:13

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第186回 読書感想

「んー。あなたはだあれ? マックロクロスケ?」 

『ドゥオ、ドゥオ、ヴロロロ…』 

「グワーッ!」 

『ドゥオ、ドゥオ、ヴロロロ…』 

「トトロ! あなたトトロっていうのね」 

『フワーッ』 

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蒼海……参上。

にょきすく〜 ( ≧▽≦)ノ♪

安西先生……トトロに…会いたいです…(>o<)


★読書感想とか
これまで読んだ本の紹介&ぷち感想です。

今回も『ネタバレなし』でw
……うん、きっと大丈夫なはず。


・エンジェルワークス文庫 " 子ぎつねヘレン " 著・川口 晴

『北海道の森の中に開設された矢島動物診療所には、白鳥、キタキツネからヒグマまで、毎日のように傷ついた野生動物が運び込まれる。
 ある日、謎めいた入院患者が……それが子ぎつねのヘレンだった。
 この名前がつけられたのには大切な意味があった。
 診療所所長の一人娘で女子高生の美鈴と東京から引っ越してきたばかりの小学生の太一は、ヘレンと出会い、心を通わせる。
 そして不意に訪れる、忘れられない別れ。

 緑輝く北海道の大地を舞台に、せいいっぱい生きようとした子ぎつねの生涯を、優しい眼差しで描く感動の物語』


・文春文庫 " 岸辺の旅 " 著・湯本 香樹実

『きみが三年の間どうしていたか、話してくれないか――。
 長い間失踪していた夫・優介がある夜ふいに帰ってくる。ただしその身は遠い水底で蟹に喰われたという。
 彼岸と此岸をたゆたいながら、瑞希は優介とともに死後の軌跡をさかのぼる旅に出る。
 
 永久に失われたものへの愛のつよさに心震える、魂の再生の物語』


・集英社文庫 " 光媒の花 " 著・道尾 秀介

『一匹の白い蝶がそっと見守るのは、光と影に満ちた人間の世界――。
 認知症の母とひっそり暮らす男の、遠い夏の秘密。幼い兄妹が、小さな手で犯した闇夜の罪。心通わせた少女のため、少年が口にした淡い約束……。
 心の奥に押し込めた、冷たい哀しみの風景を、やがて暖かな光が包み込んでいく。

 すべてが繋がり合うような、儚くも美しい世界を描いた全6章の連作群像劇。第23回山本周五郎賞受賞作』


・幻冬舎文庫 " 明日の子供たち " 著・有川 浩

『三田村慎平は転職先の児童養護施設で働き始めて早々、壁にぶつかる。
 生活態度も成績も良好、職員との関係もいい“問題のない子供”として知られる16歳の谷村奏子が、なぜか慎平にだけ心を固く閉ざしてしまったのだ。

 想いがつらなり響く時、昨日と違う明日がやってくる。
 先輩職員らに囲まれて成長する日々を優しい目線で描くドラマティック長篇』


・富士見L文庫 " 恋テロ 真夜中に読みたい20人のトキメク物語 " 著・天沢 夏月、霧友 正規、宮木 あや子 …他

『油野池鈴子、31歳。ちなみに処女。現在3クール目に突入した人気特撮シリーズ「ワンワン戦隊犬ファイブ」にどハマリ中。
 しかし、お気に入りのレッドに似た職場の同僚・岡島のことが気になるようになって――?(「犬っぽくなかったです」宮木 あや子)

 気心の知れた幼馴染み、隣の席のクラスメイト、職場の上司、マンネリ気味の恋人、長年連れ添った夫婦――いろんな「恋」を集めました。
 人気作家の書き下ろしも収録した、頁をめくるごとに「好き」が溢れる20人の恋物語』


・新潮文庫nex " この部屋で君と " 著・朝井 リョウ、越谷 オサム、吉川 トリコ …他

『誰かと一緒に暮らすのはきっとすごく楽しくて、すごく面倒だ。
「いつかあの人と同じ家に住めたらいいのに」「いずれこの二人暮らしは終わってしまうんだろうか」
 それぞれに想いを抱えた腐れ縁の恋人たち、趣味の似た女の子同士、傷心の青年と少女、出張先の先輩と後輩、住みついた妖怪と僕……。
 気鋭の作家8名がさまざまなシチュエーションを詰め込んだひとつ屋根の下アンソロジー』


・新潮文庫 " 薔薇盗人 " 著・浅田 次郎

『「親愛なるダディと、ぼくの大好きなメイ・プリンセス号へ」
 ――豪華客船船長の父と少年をつなぐ寄港地への手紙。父の大切な薔薇を守る少年が告げた出来事とは――(「薔薇盗人」)

 リストラされたカメラマンと場末のストリッパーのつかの間の、そして深い哀情(「あじさい心中」)

 親友の死を前にして老経営者に起きた死生への惑い(「死に賃」)

 人間の哀歓を巧みな筆致で描く、愛と涙の6短編』


・光文社文庫 " しずく " 著・西 加奈子

『恋人の娘を一日預かることになった私は、実は子供が嫌いだ。作り笑顔とご機嫌取りに汗だくになっても、ぎくしゃくするばかり……。
 ふたりのやり取りを、可笑しく、そして切なさをこめて描く「木蓮」。

 恋人同士が一緒に暮らしたことから出会った二匹の雌猫。彼女たちの喧嘩だらけの日々、そして別れを綴る表題作。

 ほか、日だまりのように温かい「女ふたり」の六つの物語』


・角川文庫 " きりこについて " 著・西 加奈子

『小学校の体育館裏で、きりこが見つけた黒猫ラムセス2世はとても賢くて、大きくなるにつれ人の言葉を覚えていった。
 両親の愛情を浴びて育ったきりこだったけれど、5年生の時、好きな男の子に「ぶす」と言われ、強いショックを受ける。
 悩んで引きこもる日々。やがて、きりこはラムセス2世に励まされ、外に出る決心をする。

 きりこが見つけた世の中でいちばん大切なこととは? 読者からの熱烈な支持を受け、ついに文庫化』


・実業之日本社文庫 " 桜の下で待っている " 著・彩瀬 まる

『面倒だけれど愛おしい「ふるさと」をめぐる感動作――。

 郡山、仙台、花巻……桜前線が日本列島を北上する4月、新幹線で北へ向かう男女5人それぞれの行く先で待つものは――。
 実家との確執、地元への愛着、生をつなぐこと、喪うこと……複雑にからまり揺れる想いと、ふるさとでの出会いをあざやかな筆致で描く。

 注目の気鋭作家が丁寧に紡いだ、心のひだの奥底まで沁みこんでくる「はじまり」の物語』


・角川文庫 " 消えてなくなっても " 著・椰月 美智子

『あおのはタウン誌の新人編集者。幼少期に両親を亡くした彼は、ストレス性の病を患っていた。
 そんな彼が神話の世界のような山中にある、どんな病気でも治してしまうという鍼灸治療院を取材で訪れる。
 そこには、不思議な力を持つ節子先生がいて……。

 運命がもたらす大きな悲しみを、人はどのように受け入れるのか。
 治療院に“呼ばれた”理由は何だったのか――。
 多くの読者の涙を誘った“死生観”を問う魂の救済の物語』


・講談社文庫 " しずかな日々 " 著・椰月 美智子

『おじいさんの家で過ごした日々。それは、ぼくにとって唯一無二の帰る場所だ。
 ぼくは時おり、あの頃のことを丁寧に思い出す。ぼくはいつだって戻ることができる。あの、はじまりの夏に――。

 おとなになってゆく少年の姿をやさしくすこやかに描きあげ、野間児童文芸賞、坪田譲治文学賞をダブル受賞した感動作』


・ポプラ文庫 " 海の子 " 著・ドリアン助川

『半年ぶりに顔を見せた娘は別人のように髪を染め、「いっしょに釣りにいきたい」という。
 離れて暮らす父と娘のぎりぎりの愛情を描いた「花鯛」。

 しゃべりつづける「やっかいな子」と売れない役者の友情(「オニカサゴ」)。

 ワケあって釣りに出る人たちの、胸が温かくなる四篇』


・新潮文庫 " あつあつを召し上がれ " 著・小川 糸

『この味を忘れることは、決してないだろう――。

 10年以上つきあった恋人との、能登へのお別れ旅行で味わった最高の朝食。
 幼い頃に、今は亡き母から伝授された、おいしいおみそ汁のつくり方。
 何年か前に家族みんなで並んでやっとありついた、天然氷でつくった富士山みたいなかき氷……。

 ときにはほろ苦く、ときには甘く優しく、身も心も温めてくれる、食卓をめぐる7つの感動の物語』


・光文社文庫 " 忘れ物が届きます " 著・大崎 梢

『不動産会社の営業で訪れた家の主人が、小学生の頃の自分を知っているという。
 驚いた自分にその元教師が語ったのは、なぜか二十年前に起きた拉致事件の真相を巡る推理だった。
 当時の記憶が鮮やかに蘇る……(「沙羅の実」)。

 長い日々を経て分かる、あの出来事の意味。記憶を遡れば、過去の罪と後悔と、感動が訪れる。
 謎が仕組まれた、極上の「記憶」を五つ届けます』


・新潮文庫 " 日曜日の夕刊 " 著・重松 清

『日曜日、お父さんがいてお母さんがいて「僕」がいて、お兄ちゃんとお姉ちゃんは恋人がいて――。
 ある町の春夏秋冬、日常の些細な出来事を12の短編小説でラッピング。
 忘れかけていた感情が鮮やかに蘇る。
 夜空のもとで父と息子は顔を見合わせて微笑み、桜の花の下、若い男女はそっと腕を組み……。

 昨日と同じ今日なのに、何故だか少し違って見える。そんな気になる、小さな小さなおとぎ話』


・新潮文庫 " ゼツメツ少年 " 著・重松清

『「センセイ、僕たちを助けてください」
 ある小説家のもとに、手紙が届いた。送り主である中学二年のタケシと、小学五年の男子リュウに女子のジュン。
 学校や家で居場所をなくした三人を、「物語」の中に隠してほしい。
 その不思議な願いに応えて彼らのお話を綴り始めたセンセイだったが――。
 
 想像力の奇跡を信じ、哀しみの先にある光を探す、驚きと感涙の長編。毎日出版文化賞受賞』


・リンダパブリッシャーズ " 99のありがとう " 著・谷口 雅美

『日本感動大賞に全国から寄せられた感動体験のうち珠玉の21作品を掲載しました。

 ――娘の結婚式に出席するためにガンと闘った父親。

 ――幼い頃に亡くなった父が残した日記に記されていた無念。

 ――事故で片足を失った女性の挫折と再生。

 ――毎日母に贈ったハガキが紡いだ絆。

 本当にあった出来事だからこそ胸を打つ感動の短篇集。
 本当にあったことだから、こんなに胸がふるえるのです』


・集英社文庫 " なくしたものたちの国 " 著・角田 光代

『いつのまにかなくなったもの、というのが、人生にはたくさんある。
 たとえば、赤ん坊のときに好きだったぬいぐるみ。水玉模様のかさ。初めてできた友だち。恋とは気づけなかった幼くてまばゆい初恋……。

 松尾たいこの彩り豊かなイラストから角田光代が紡いだ5編の小説には、そんな愛しくてなつかしい記憶がぎっしり。
 人生の出会いと別れをこまやかに綴った、せつなくもあたたかい作品集』


読書は順調。

とりあえず初見本はここまで。
次回からは再び既読の読み返しへと入ります。

暑い夏がやってきますが、夏バテに気を付けながら読書生活を送っていきたいところ。


今回のオススメは、人情話の圧倒的な余韻に酔いしれる『薔薇盗人』と、私の心を魅了した少女の物語が収録された『桜の下で待っている』の二作品。

どちらも心に残る物語で、とても楽しい読書ができましたw


☆5
なし

☆4.5 
なし

☆4 
薔薇盗人

☆3.5
しずく
きりこについて
桜の下で待っている
ゼツメツ少年


残りは全て星3つ。   
それ以外は紹介していませn(略

※初見本のみの評価です。


なお、再読をしたものの、売却する本は紹介していません。

それでは、今後も読書を頑張ります〜。


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