男系男子よりこだわらなければならないものがある

■男系男子「こだわらぬ」８割弱＝自民支持層でも７割―皇位継承に関する時事世論調査
(時事通信社 - 11月15日 18:01)
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神話でしか語れない部分がある天皇の系図。女帝がいた事実。そして、側室がいたからこそ続いた男系。

これらのことだけでも、男系男子がこの先続けられないのは明らかである。

皇室が代々大切にしてきたもの、それは、祈りであり、国民に対する献身だ。

旧宮家を復活させて、男系という血筋だけにこだわることこそ、日本の国体を崩壊させかねない
危険なことだと、男系にこだわる連中はわかっているのか？

男系を理解していないから、女系を容認する？わかっていないのは、男系にこだわる連中だ。

大嘗祭で、祈る天皇陛下の姿を見て、何を感じたか？これが、最も皇室が大切にしてきた伝統であり、格式であり、魂なのだ。男系を続けることが皇室の存在意義でも、目的でもないのだ。

そもそも、小泉内閣の時、女性・女系を容認して長子を優先にお世継ぎを行う話はまとまっていた。
悠仁親王がお生まれになったため、立ち消えになったが、そもそもこれは小泉政権が率先したのではなく、宮内庁の天皇低下に最も近しいものが集まって、有識者の意見を聞きながら何年も議論を重ねた結果だったのだ。

つまり、平成天皇は女系・女性天皇を認めて欲しいとのご意向があるのは明らかで、その他皇族方もそのつもりだったはずなのだ。何も、政治家が勝手に議論したのではないのだ。

皇室典範は、天皇家にまつわるもので、いわば家法だ。憲法で法律の定める皇室典範となっているが、天皇のことに、天皇陛下はじめ皇室の方々が何も言えないのはおかしくないか？
ありとあらゆる人権を取り上げられて、国民のために一心に祈ることと、国民に尽くすことを四六時中考えておられるのにだ。

はっきり言って、男系男子にこだわる連中は、自分が女性天皇や、女系の天皇を見たくないだけという、きわめて個人的わがままでしかない。本当に、皇室、皇族方のことを考えているのなら、女系・女性天皇を認めることはきわめて自然な考えなのだ。

もう、Ｙ染色体だの、男系が崩壊すれば、日本が崩壊するなどと言う、男系カルト信者の言うことなど、無視していけばいいのだ。国民の８割はまともだと言うことだ。