女性・女系天皇創設へ早急に。

■「女性宮家」、政府に容認論＝「女性・女系」は先送り
(時事通信社 - 11月10日 09:01)
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もはや、安定的な皇室継承には、女性・女系を取り入れるほか無い。

産経新聞をはじめ、保守の間で盛んに言われる、男系をとにかく守る、そうしなければ
日本は、終わるみたいな論議。
いったい女系を認めたら、日本がどうなるのか具体的に教えてくれ。

男系は、２５００年以上続いたというのが、根底にあるが、そんなもの史実でも何でもない。
神武天皇も、実在したかどうかは不明である。あくまで古事記に書かれた神話でしかない。

それに、男系を維持するのに、欠かせないのが側室制度。これがなければ、とっくの昔に
男系は途絶えていた。皇后に男子が産まれたのは明治からの奇跡みたいなもので、
それ以前は何百年もの間において、数例しかない。

この先、男性のみならず、女性皇族も結婚となれば、障害がただでさえ大きいのに、
男系を維持できる根拠などどこにもないのだ。

旧宮家の復活？そんなこと今更出来るわけがない。民間人になった旧宮家など、皇室とは
我々一般市民と同じくらいの距離があるのだ。そんなもの復活させて、しかも、どれだけ効果が
あるのかも、問題があるのに、はっきり言って愚の骨頂だ。

皇室が尊いのは、それこそ長い間の、神道における祈りの基であって、宮中祭祀の中心であり
それが脈々と続けられたことにあるのであって、決して男系の血筋が尊いのではない。
天皇となるべくお方は、産まれたときからその宿命を背負っている。そのような教育を受けて
続けられたのだ。それが、女子に変わったとしても、その血と伝統を受け継いでいる以上、
皇室はこれからも続いていくはずだ。

男系にこだわる輩は、それがまるでわかっていない。女性蔑視にもほどがある。

それに加えて、Ｙ染色体の話など、お笑いか？と思うくらい滑稽だ。２０００年も前にＹ染色体
を意識して男系を続けてきたとでも言うのか？アホらしくて話にならない。

女系がわかっていないから、女性を容認するんだ？わかっていないのは、男系にこだわる
カルトどもだ。