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2019年10月17日07:01

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ナインティーン

火曜日台風が去ったあと、福島の写真仲間から福島の星空の写真が届いた。
昔、一緒に福島の街角をスナップしていた仲間だ。
随分、作風変わったなあなんて思いそれでも僕も子供の頃天体マニアだったし・・・そいつは会津の山奥が故郷っていってたので、なるほど素晴らしい星空だ

なんて感心して眺めていた。

短い手紙が添えてあって、近況なんかに触れていたんだけど・・・末筆に「台風とか来て被害が予想されるけどご自愛ください」とかいう内容が書いてあり、また作風の変化について「自然の過酷さとかを伝えるのはマスコミの仕事。我々は自然の美しさを表現しよう。人々のいがみ合いとかはジャーナリズムの仕事。我々は人々の営みの素晴らしさを表現しよう。」なんて趣旨の事が書かれてた。

そもそもが福島で毎週反原発デモやってるのに全然メディアにも出ないね～なんて事から始まってセンセーショナルな表現が風評被害になるね～なんて紆余曲折しながら、じゃあどうしようか？なんて事になり云々・・・まあ、結局は福島の街角のストリートスナップになっちゃったんだが

問題はこの手紙が金曜日、すなわち台風前に福島から投函されていたという事。

先週の金曜日、僕が何をしてたか？というと台風の進路を気にしながら、あれこれと思惑を巡らせてスーパーやらコンビニをかけずりまわっていたわけで、正直言って友人を気遣う余裕などまるでなかった(￣ー￣)

まったく情けない・・・(￣ー￣)

さらにふと見ると、その封書は雨で濡れていたのだが・・・渦中の友人が心配で手紙をしたためているうち涙が・・んなわけはない

あの台風の渦中を福島からいろんな人の手を経てやってきたんだなあ・・・としみじみ感じいった。

実際に国道4号もところどころ被害を受けていたし・・・日本郵便の方々も大変だったろうに・・・

台風の被害がだんだんわかってきて、僕は角田の知り合いの事が気になり・・・

車で国道４号線を南下した。
そこで災害救助や護岸工事にあたる方々を見かけたわけであるが・・・

ふと考えたことは、札幌、青森、山形、置賜といったこの消防の多国籍軍の方々が台風一過の朝から働くためには台風の渦中からきっちりとした救助計画に基づき行動していたという事だ。
どこへ人、モノ、金を送るのが効果的か？
あの渦中で台風一過から稼働するのであれば、駆けつけるまでの行路の安全性もシミュレーションしなくてはならない。
現地での滞在費用から、指示系統、また地元の消防だって疎かには出来ない。