アパの社長は、さすがにやり手だ。
オリンピック景気が遠のいて、新規に建てたホテルはアキ部屋ばかりになってしまった。
放置すれば収入はゼロで、アパグループという企業の経営手腕も当然問われる。
一方、アパホテルは基本素泊まりのビジネスホテルだから、運用に小回りがきく。
これを利して、「社会貢献」を含んだ営業を仕掛けてきたというわけだ。
しかも「医療関係者は半額」とか。
あんなの、都心部のホテルの室料としては、只みたいな値段だ。
ご存知のように、アパホテルは感染者の一時隔離施設としての利用にも手を挙げている。
日本人はこういう「義」に関わる果敢な行動を好む。
ホテル三日月の前例のとおり、こういった行為は市井に歓迎される。
逼迫する医療事情への救世主的な役割を担える。
マスコミもこぞってこれを報道するだろう。
何億と言う金をかけても、宣伝はできても「好評」の獲得は難しい。
ここで、「コロナウィルス禍をかぶったホテル」というマイナスイメージは、
十分払拭した上で、世間の評価は上がると踏んだ判断だ。
しかも、報道「される」のは、タダだ。
政府行政も、利用者も、医療関係者も、感染初症に罹患した人も、一般市民も、誰も困らない。
むしろアパホテルに感謝する。
すべてが丸く収まっている。
すばらしい。
よし、なにかあったら、アパホテルを使おう。
(ほら、こうして載せられている(笑))
■アパホテル、テレワークに活用できる5日連続利用プランを1.5万円から販売 医療関係従事者は全プラン半額
(Traicy - 04月03日 18:51)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=157&from=diary&id=6033824
ログインしてコメントを確認・投稿する