『頬杖(ほおづえ)に
深き秋思(しゅうし)の
観世音』
(高橋淡路女)
如意輪観世音が頬にあてた手が、秋のもの思いにふけっているようだ。
私もこの句と同じように人生のしみじみとした哀れや寂しさに引き込まれていました。
添付画像は国宝で
奈良中宮寺にある、
日本最古の如意輪観世音菩薩です。
忙しいという字は
『心(りっしんべん)を亡くす』と書きます。心に余裕がないから
忙しいのです。
また、忙然は茫然で
間の抜けたさまをいうとあります。
あれやこれやと走り回っても、間が抜けている様をいいます。
耳が痛い言葉です。
秋の日は物思いに更けやすいので、ゆっくり呼吸して気持ちを落ち着かせましょう。
祈願
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