大好きなお酒の話から。
関東大震災の時、落語家の五代目古今亭志ん生は財布を手に酒屋へと向かった。
割れたり焼けたりする前に売ってもらおうと。
「東京から酒がなくなっちまうんじゃなかろうかという心配がひらめいたから」。
金はいらない、好きなだけお飲みなさいと酒屋のあるじも逃げてしまったという。
酒のみの心配は似ていて笑ってしまった。
人に話したらあきれるから言えないけど。
お酒の原酒は熟成しながら年に数%ずつ蒸発するという。
天使におすそわけしているという意味で
「天使の分け前」
と呼ばれる。
人生において天使に喜びの分け前を奉納できるよう努力したいと思います。
合掌
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