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2020年02月29日05:01

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LINE CUBE SHIBUYA プログレ!"の真髄を見せつけたブリット・フロイド初日公演

2019年10月13日に、約4年間の新規建て替え期間を経て、渋谷公会堂がリニューアルオープン その名も
「LINE CUBE SHIBUYA」
座席数:1,956人 (オーケストラピット126席含む)
1階席:1,180席(多目的鑑賞席4席含む)
2階席:424席
3階席:352席

ブリット・フロイドはリーダーのダミアン・ダーリントンが2011年に英リヴァプールで結成したピンク・フロイドのトリビュート・バンド。ピンク・フロイドのサウンドのみならず照明や舞台演出までも完全に再現し、これまで世界各国で1,000回以上も公演を行い200万人以上を動員しています。

『ザ・ウォール』アルバムの冒頭5曲からスタート
第1部の後半は1973年に発表された名盤『狂気/The Dark Side of the Moon』からの選曲。「タイム」「マネー」とおなじみの曲が次々に演奏され、アニマルズ収録の「シープ」で前半は終了。

インターミッションを挟んで後半のステージは、アルバム『鬱/A Momentary Lapse of Reason』に収められた「Yet another Movie/空虚なスクリーン」からスタートし、再び『ザ・ウォール』収録曲が3曲続く。初期メンバー、シド・バレットのことを歌ったとも言われる「クレイジー・ダイアモンド/Shine On You Crazy Diamond」では、スクリーンにシド・バレットの写真が映し出され、これには目に涙を浮かべるファンも。さらに「あなたがここにいてほしい/Wish You Were Here」では、結成当時のオリジナル・メンバーのモノクローム写真を投影。ブリット・フロイドのピンク・フロイドへのリスペクトぶりを雄弁に語るシーンだ。もちろんオーディエンスも大喜びで場内は徐々にヒートアップ。そこへ畳み込まれたのが、名曲「吹けよ風、呼べよ嵐/One of These Days」だ。冒頭の風のSEから場内は騒然。

ラストナンバー「コンフォタブリー・ナム/Comfortably Numb」では、患者のピンクを医師が投薬処方するという原曲の設定通り、白衣を着たイアン・カッテリィがステージ中央で患者を診察するシーンを演じる。シアトリカルな演出に続いてダミアン・ダーリントンがギター・ソロを弾き、天井からはミラーボールが降臨。光と音が爆ぜる圧巻のパフォーマンスを披露し、客席もスタンディング・オベーションで応えた。

この日のアンコールは「ラン・ライク・ヘル/Run Like Hell」。アルバム『ザ・ウォール』曲で始まったコンサート、最後は同アルバム収録曲で締め、2時間30分超に及んだ"これぞ!プログレ!"の真髄を見せつけたブリット・フロイドの初日公演が終了しました。



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