mixiユーザー(id:283341)

2020年01月19日19:09

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大河「麒麟がくる」

昨年の「いだてん」は不評のうちに終了してしまったが、筋の通った好い作品と思えた。
視聴率は気にしても仕方がない。リアルタイムで見る人は減っただろうし、娯楽の対象が
増えてテレビ番組を選択する層も少なくなっている。これは紅白歌合戦にも云えるが、
評価軸が視聴率という時代は既に終了していると思う。
大河ドラマの舞台に定番の戦国時代を選べば、視聴率を取りに行ったとばればれなのだが、
そういう面を抜きにしても、今作は開始前から楽しみにしていた。近年、明智光秀が
再評価されて、個人的な理由で反逆した人から脱却しつつある。敗者の資料は少なく、
実は脚色が自在だったりするのだ。一年かけて掘り下げる題材としては好い選択。
キャストの豪華さはこの枠の特権みたいなものだが、今回はヴェテランの起用が多い
印象である。一時期は若手多用で視聴率維持を計っていた雰囲気も、最近の配役は
手堅い。其の中で織田信長に染谷将太を配したのは冒険といえるかもしれない。この
効果は、現時点では未知数だったり。
第1回は光秀が見聞を広げて、目標を設定するまでのエピソード。当時の荒れた世情を
露わにして、反逆の理由としていることは間違いない。この軸がぶれないように史実を
織り込んでゆくのが、脚本家の腕の見せ所になる。
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