待望の画集第6弾。が、単なる画集ではない。キャプションが多く、本編の副読本の
ような体裁だ。半端でない情報量が詰め込まれている。これによって本編の理解も
深まるので、読者は必ず目を通しておくべきだろう。
実用的だったのは用語の新旧対応表。かなり慣れたとはいえ、頻出しない単語には
矢張り戸惑う。人物は兎も角、メカニックはデザインごと変わってしまったので直ぐには
頭が追い付かない。シュペルターに対応する名称が曖昧にされているのが不思議だが、
今後改名する予定があるということか。
又、以前デザインされた設定画も掲載されているので、つい比較したくなりデザインズ2の
バランシェファティマ一覧なども参照してしまった。この段階からヒュートランは
ほっといて型に分類されているし、判明してるマスターの名も多い。そういえば初期の
ファティマはカラーコンタクトを義務付けられてアンドロイド風だったことを思い出す。
それにしても、最強騎士の称号たる剣聖の数が多い。同時期に被らないように
存在している筈だが、マドラに称号が渡る直前には慧那が一時的に復帰(これだけでも
混乱しそう)、今回の設定では剣聖デプレ・カイエン、剣聖マキシ・カイエン・シルバーという
表記を発見した。これは初めて見た。夫々、デプレ・ビート、マキシマム・ハルトフォラスとして
認識していたので、急にカイエン姓に変更されて面食らった。勿論、剣聖となれば
カイエンの系譜にあることを前面に出したほうが自然なのであるが。更にベルベットも
剣聖として紹介されている。
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