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2020年05月27日16:36

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テレビの見方

木村花さん母・木村響子、無念つづる「守ってあげれなくて ごめんなさい」 報道陣に対し訴えも
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=6093910

CXのリアリティショー番組に出演していた女子プロレスラーが亡くなった。

わたしは、この番組を見ていないので、完全に外野からの憶測のみで、この件について書いてみたいと思う。

メディアは、彼女へのSNSでの誹謗中傷を問題視していた。

番組制作側サイドで、この番組を盛り上げるために、ヒールこと悪役が必要だったのではなかろうか。
そこで、プロレスラーの彼女が適任と考えたとしても、不思議ではない。

番組は見てないおろか、プロレスも、女子プロレスにも明るくないのだが、プロレスとは、『台本のある』興行のひとつということは、辛うじて知っている。

女子プロレスラーの彼女が、この番組に抜擢された時点で、番組制作側は、台本を用意していることが簡単に想像できる。

たとえ、番組冒頭に「台本はない」の旨のテロップなり、ナレーションが入ろうと、そのような「台本」があるのである。

おそらく、制作側は少なくとも、プロレスを知っていて、彼女を採用したのだろう。

だが、視聴者がプロレスを知っていたかと問われれば、それは否の可能性が高い。

なぜなら、プロレス番組の中継などが、同じ地上波放送では、ほぼ触れる機会がないからだ。

昔、プロレスファンの描いた漫画に、その試合をスポーツ紙などで、書かれているのを見て、(台本があると知りつつ)レスラーの活躍や負け試合などを肴に喜んでいたようなのだ。
(プロレスファンの正しい楽しみ方は、プチ鹿島さんが、よくご存知のことと思われる。)

果たして、現代のリアリティショー番組を見る視聴者に、プロレス番組を見るのと同じ姿勢を持っていただろうか。

この番組の放送翌日に、スポーツ紙の見出しを飾ることは、あっただろうか。

答えは、おそらく否である。

そして、ネットの普及で、誰でも簡単にSNSでアンチコメント、誹謗中傷を、出演者に送ることができるのが、現代である。

わたしが、「あいのり」を見てみた頃、インターネットは、まだ黎明期でSNSの登場は、もっと後だ。

しかしながら、この亡くなった彼女は、まだ20代前半である。おそらく、物心ついたときにSNSは普及して、生活の一部になっていただろう。

番組制作サイドとしては、「炎上上等」で、作っていたと考えても、その可能性は否定できない。

そのためには、無い筈の「台本」も、用意するだろう。

ただ、視聴者がプロレスの見方を知らないように、リアリティショー番組の見方も知らないのだ。

そこで、悲劇は起こったと、推測される。

たとえば、他局だが、「恋するハニカミ」では、台本有りきのリアリティショー番組だったと思う。

台本が有るが故に、もう今は無くなってしまったのだろうか?

ショーという、名のつく娯楽番組に、台本や演出が無い筈が無いと、メディアは自分の首を自分で締めてしまうから、誰も何も教わらないまま、アンチコメントを、書くことを自らに許すのだろう。
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