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2020年03月31日16:10

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ホリエモンを褒める日記

この日記ではホリエモンを褒めるので、そんな日記を読むとイライラする人は読まない方が良い。


ホリエモンが嫌われる理由。

それは「頭が良すぎて普通の一般市民と話の歯車が噛み合っていないから」だ。

彼の動画などを見ると以下の特徴が見られる。


・人より先に進んだ自分の中の思考だけが論点になっている。

・議論する相手に、「その先の話」であるという注釈を入れずに話す。

・そのため自分の会話の論点と相手の会話の論点が噛み合わなくなってくるが、それに対してあからさまにイライラしている態度を表に出す。(でもその理由は説明しない)

・人の話を聞かない。(自分が間違えていても気づかない)



これらは意図しているのか無意識なのかはわからないが、いずれにしても単にホリエモンが他を基本「バカにして下に見ているせい」なのは変わらないだろう。

「そんな事を説明しなければならない人間など眼中にない」という彼の性格の悪さが根底にある。

そしてみんなそれをフワッと感じ取っている。

そういった意味では、「ただホリエの性格が悪いから嫌われる」と言える。



しかし、「コイツは性格が悪い、だからコイツの話は聞かない。」というのは、
「コイツらは頭が悪い、だから下に見て説明を省く」というホリエモンと実は大差ないとも思うのだ。

なので今日はホリエモンの言っている事をなるべく肯定的に、俺なりに噛み砕いて考えてみたいと思う。



新型コロナでホリエモン祭が「永遠に中止」に、「面倒臭い」との理由で
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=87&from=diary&id=6028907



まずホリエモンがよく言ってるのが「ハマることが大事。」ってやつ。

とにかく何かに没頭している時こそが「夢中になっている時間」であり、彼はこれを「ハマる」と呼んでいる。

仕事が好きだからハマるんじゃなく、ハマっているから仕事が好きになるのが理想で、嫌な事でも夢中になってハマってみれば、その仕事が絶対好きになるんだって。



そんな事をスピーチで話しているのを見て、俺は「こ、こいつ、素敵やん。」と思った。

「熱い、こいつハート熱いやん。」と。




知ってる人は多いと思うが、彼は「ライブドア」というIT企業で社長をしていた。

まずホリエモンがIT関係の仕事において長けていたのは「プログラミング」の技術と知識だ。

誰よりもプログラムにハマっていて、優れた能力を持つ社長だったそうだ。



中学生の頃にはすでに、新聞配達でバイトした金でパソコンを購入。

独学で様々な言語のプログラムを組めるようになり、通っていた塾のPCを新しいものに変えるため教材システムの移行作業を行い、報酬として10万円を受け取った。

ちなみにプログラミングは、会社とかでプログラマー雇って依頼したら数百万くらいかかる事も珍しくない大変な作業。
規模や作業期間や作業内容にもよるだろうけど、数人がかりで行う事が多いと思う。

それを、インターネットがそこまで普及してなかった時代に。独学で。中学生が。たった一人で。

ちょっと信じられないレベルの天才だ。



その後、パソコンにのめり込んだ堀江少年は勉強を疎かにしまくり、学年TOP10から、202人中199番という、とても親近感の湧く成績の悪さになったそうだ。

バカだ。夢中になりすぎだ。

俺も腕相撲が強い事だけが全てだった中学の頃、茶碗や箸が持てなくなるまで腕立て伏せをしてたし、いつも学年ビリの成績だったので物凄く共感したぜマイブラザー堀江。



しかしその後、ホリエモンはとにかく東京に出て環境を変えたかったため、東京の大学に行こうと決心。

早稲田や慶應は「経済的に厳しい」という理由で、東大を目指す。

そして現役合格。

…いや、もうね、なんでやねん!

逆にバカだろ!199位から東大一発合格て!最後尾から全員追い抜いてトップに躍り出るラストの直線のディープインパクトか!
つーか「経済的に厳しい」なら進学すんな!ドカタかトビの二択だろ普通!



そんで東大在学中にライブドアの前身となる会社を企業し、東大を中退。

それは当時としては珍しいホームページの制作・管理などを行う会社で、レコード会社など一流企業のサイトを作るようになった。この頃から業界とパイプを持つようにもなる。

俺が友達と片道50キロかけて横浜までママチャリ2ケツした事だけが自慢だった年の頃には、社長として一定の成功を収めてたってわけか。



ちなみにライブドアはもともとOCNとかToppaとかと同じ、「ISP(インターネットサービスプロバイダー)」、俗に言うプロバイダーという業種の会社だった。

ISPについてかるーく説明すると、例えばフレッツ光などの「光回線」を「水道管」に喩えた場合、
水道管があってもその中に水が流れないと使えないので「水道局」に電話して契約すると思う。

その水道局の役目をするのが、ISPだ。


他にもプロバイダは、メールアドレスをくれたりウイルスや迷惑メールのチェック、ポータルサイト(検索する画面)、Yahooニュースを始めとするネットニュースなど、様々なサービスを提供する。

あんま興味ないと「アッチも契約してコッチも契約して、わけわからん!」となりがちで、あまりピンとこない物だと思うけど、
とりあえずインターネットの接続には「光回線」の契約のほかに必要な「ISP」ってサービスがあるって事。



そしてライブドアは、このISPに画期的な方法で参入してきたのだ。

プロバイダ料金、無料。



インターネットの毎月支払う料金は大きく分けて3つだと思う。

1.光回線の使用料(水道管の使用料)

2.プロバイダの使用料(水の月額使用料と、水の安全面などの管理料)

3.その他ルーターをレンタルしている場合など、オプション料金



ライブドアをプロバイダに選んだ人は、この「2」の、料金が無料だったのだ。


とはいえ、他のプロバイダだと、たぶん月々1000円程度だろうか。値段としては大したことないかも。
それでも、例えどんな物でも「無料」にできるのは凄い事だと思うんだ。
毎月千円払ってたサービスが別の会社と契約すれば来月から無料って言われたらめちゃくちゃ凄いと思うんだけど、どうだろうか。


方法としてはライブドア契約者専用のブラウザを作り、それを開くと「WEB広告」が画面端で流れるようにして広告料を収益にしていたそうだ。

今のYoutubeを思わせる先進的な手法だと感じる。



ただし当時はインターネット黎明期。

今より更にプロバイダへの関心がない時代。

「無料より1000円くらい払った方が安心っしょ」みたいな裏付けのない安心感もあり、ライブドアはあまりプロバイダとしては流行らなかった。



この辺りまでは俺的には「結構凄い奴」てイメージなんじゃないかと思っているが、このあとが世の中から嫌われ出した頃だ。



実はライブドアはIT企業と言いつつ、その実態は自社の株式の売買で大きくなったそうで、ライブドアも元々のホリエモンの会社が買収した企業だ。

そうやって様々な会社を吸収して成長してきたそうだ。


そして次第に「自分の会社がある日、謎のIT企業の生意気な若造に、株の売買で乗っ取られた人達」から恨みを買うようになる。

当たり前の話だが、株式会社の性質上、上場企業の株を購入する事には何の違法性もなく、
むしろ多くの資金を集めるために会社側が好き好んで上場しているのだから、ホリエモンが恨みを買う必要は全くない。

しかし、この「恨みを買う必要は全くない」という事実と「恨んでくる頭の悪い人間に対しての説明を省く」を同列のものとするのがホリエモン。

そんなんだから嫌われるのだ。



人から嫌われる才能を持つホリエモンは、「頭が良いから失敗しない」という一点のみでカリスマ性を保っていた。

しかし、それまで失敗しないから偉そうにしていた人間が、失敗し始めるのだ。

すると世間の反応は冷たい。



野球の球団を買収しようと名乗りを上げるが、失敗。

次に、球団のなかった東北に新球団を設立する事を発表するも、楽天が登場し、経営体力などの理由から計画を横取りされ楽天の参入が決定。

ライブドアは参入できず。失敗。
(ちなみにこれが今の「楽天イーグルス」創設の流れとなる。)


ニッポン放送の最大株主となりフジテレビ買収を目論み、争うも、失敗。

選挙に出馬するも、天皇否定とも取れる発言も行い、落選。失敗。

翌年、証券取引法違反で逮捕。



人生の成功とは何かわからないが、失敗続きの辛酸舐め男だ。


「はっはー!バカじゃん!大人にケンカ売り過ぎワロタ!そりゃー恨みも買うわ!はっはー…は。
俺、ホリエモンと結構似てるとこあるかも。」

というのが彼の半生を遡ってみた感想だ。



ここまで失敗を味わってくると少しは弱い人間の気持ちもわかるようになり、人格者として性格も変わってくるのが普通だが、ホリエモンは40代後半にして未だギラギラの野心家。(正確にはかなーり丸くなった部分は多い)

人はどう思うか知らないけど、俺は単純に凄いと思う。
シンパシーも感じるけど、ここまでのエネルギーが今の自分には到底ないな。

「面倒くさいから」「永遠に中止」俺なら絶対にもっと早くそう判断している。
それは頭の回転が速い遅いとかそんな話ではなく、ホリエモンの方がパワフルでエネルギッシュだから。

何かと戦い続けるためのハートに積んだエンジンの馬力が最初から全然違う。

この人会議中とかもずーっとスマホいじってるんだよ。
「スマホいじってても話は聞いてるから、その方が建設的。」とか言って。

俺ならソレを注意されたり、その説明で他人を納得させるエネルギー効率を考えると精神的にも体力的にも持たないわ。全然建設的じゃねー。



もしフジテレビがライブドアに買収されてたらNetflixより10年くらい早く進んだコンテンツを提供しまくっていた可能性もあったと思う。

月額1000円で過去のフジテレビの番組がパソコンで見放題とかなってたかもしれないし、事務所作って人気ユーチューバー囲いまくって一括管理しながらコンテンツ配信とかもしてたかな。


イーロンマスクもスティーブジョブズも人間的に優れているわけじゃない。

でもそんな人たちが世の中を作っている現実があるわけで、俺はホリエモンの才能をスゲーと思っているし、この国をひっくり返すような面白い物を作る力を持っていると信じてる。


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コメント

  • mixiユーザー

    mixiユーザー2020年03月31日 16:53
    いやぁ〜とっても分かりやすかったわ目フムフム!指でOKわーい(嬉しい顔) 仮に、ホリエモンが知人から友人になったとしても、話が合わない時点で「失礼します」だから最初から「合わない人」「天才過ぎて」「気後れのする人」
    こちら側が、気を遣いそうなので、疲れるからやっぱり「遠慮すべき人物」には違いない!ツーカーの友人がイイ!
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2020年03月31日 17:09
    流れがよくわかりました。
    面白かったですm(__)m
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2020年03月31日 18:28
    「みんなの日記」よりお邪魔します。
    とても面白いホリエモン論、というか説というか、感(観?)でした。
    友達、恋人、夫は遠慮しますけど、息子だったらむしろOK。
    「頭よすぎて手に負えないバカ息子!」って言ってみたい。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2020年03月31日 18:52
    買い濃い人はたくさんいるがホリエモンは大好きです。もうけを人のために使てるからね。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2020年03月31日 19:44
    彼がトップでなくブレーンだったら大成功していたと思いますよ
    残念なのは彼を使いこなせるような器の人が同じ時代に現れなかった事
    良い馬も御せる騎手が居なければ暴れ馬で終わります
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2020年04月01日 11:15
    はぇ〜頭いいっていろいろすごいな〜(゜ロ゜)

    って言うのが、氏に対する前々からの印象
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2020年04月01日 14:43
    ニュースから失礼します、大変わかりやすく流れを書いていただき感謝です!
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2020年04月06日 17:37
    こんにちは
    ホリエモンのニュースのコメントは殆んどが批判的なものばかりでなんだか言いにくい気持ちにさせられてしまいますが、私嫌いじゃないんですよね。
    凄い合理的な考えの人だから行き過ぎと感じることもありますが、周りと協調し過ぎて突出した存在を疎ましく感じがちな国民性の中で、こういう人も必要なのではと思っています。 私自身は過度に(笑)情緒的な人間なので逆にこの人の物言いが気持ちよく響いたりします。 ゆーたさんの分析で更に「そういうことか!」と納得と確信が深まりました。  若くて頭が良くてお金と成功を手にして、かつ生意気ときては、既存の権力者にとっては面白くなく潰したい存在。 他の人であれば見逃がされた案件がホリエモン故に罪に問われたと旦那さんが言ってましたが、私もそうなんじゃ?と思います。
    ともあれ頭の回転の良い人と話すのは楽しいです(自分差しおいてあっかんべー
    ゆーたさんの日記を読ませて頂いてる時も同じように楽しいですぴかぴか(新しい)

mixiユーザー

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