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mixiユーザー(id:28228846)

2020年02月09日13:57

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レーナ

レーナという女がいた。

彼女は20歳で当時の俺の10個くらい年下。
舞台女優をしていたが、それだけで食っていけるわけではなく、俺と同じ職場でバイトをしていたのだ。

本人は「よく吉高由里子に似てるって言われるんですぅ〜。」などと言っていたが、俺の目にはユリヤンレトリバーにしか見えなかった。

「ユリヤンレトリバーの本名って吉高由里子さんっていうん?ユリヤンて吉高ユリヤンて意味なん?」などとおちょくっていた。



レーナとはたまに飲みに行ってて、その都度帰りには必ず俺のアパートに泊まって行く、いわばセフレの関係だった。



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レーナとセフレなのは職場の人には絶対にバレたくなかった。

まずそもそも同じ職場の同じ20歳の男の子とレーナは付き合っていた。
その職場に転職してまだ間もないのに、10個も年下の女に手を出したと思われたくなかったし、気まずかった。


あとレーナは「可愛らしい子」ではあるが、かなりメンヘラでいつも怒ってばかりいる子だった。

見た目がユリヤンなのは別にいいんだが、かなり性格が悪く、結構みんなから嫌われている子だったのだ。



そしてその「嫌われている事」が俺の中で最高に謎のツボであり、「うちに来たい」と言われれば何泊でも泊めたし、「抱かれたい」と言われれば何度でも抱いた。

「みんなに嫌われる性格の悪い女が俺には甘えん坊」みたいな構図にメロメロになっていた。

あと俺は異常な早漏なんだが、それを絶対馬鹿にしたりしないレーナを、ちょっとだけ好きになりかけていた。
「男を立てる」みたいな事を美徳とする節があり、危うくコロっと行く所だった。俺の「男」の部分はレーナに勃たされていた。


ただし、間違いなく好きではなかった。



レーナは俺の目にはユリやんに見えていたが、レーナが出演する舞台を観に行くと男性ファンが多く、ブログのコメントなんかでもチヤホヤされていて、不思議なことにレーナは実際にモテていた。

服やアクセサリーなどのプレゼントを貰ったりもしていたので、「おかしいだろ。なぜユリヤンが。」とは思っていたが、もらったプレゼントを着せて何度も泊めて何度も抱きまくっていた。

俺はいつからか、ファンに貰ったネックレスを俺の股間に装着すると興奮する変態になっていた。



レーナは俺に「好き好き」言ってくるので、ぶっちゃけ「好きって言われたら好きになる効果」と「ヤったら好きになる効果」で危うく半分くらい好きになりかけてはいたが、間違いなく好きではなかった。

全然タイプじゃなかった。



あと何故か「好きって言うのは何かヤバい気がする。」という野性の勘が俺のハートを打ち振るっていたので一回も「好き」と言わなかった。

「好きって言って。」と言われて「それはムリ。だって好きじゃねーもん。」などと返していた。


「なんで!抱いたじゃん!」

「抱けと言われたからだよー。抱けって言われなきゃ抱かないよー。」

「じゃあ好きって言って!」

「それはムリ。好きじゃねーもん。」

「じゃあ何で泊めたの!」

「ウチに来たいって言われたからだよー。来たいと言われなきゃ泊めないよー。」

「じゃあ好きって…「それはムリ。好きじゃねー。」


などと繰り返し、結局俺はレーナに「好き」とは一度も言わなかった。



そんな日々が続き、レーナは俺と遊ぶのに飽きたようで、いつからか全く泊まりに来なくなった。



しばらくして職場で、上司のオッサンに向かってレーナが「好きって言ってくれたじゃん!!」と叫び、備品を投げつけたりして大騒ぎし、職場を飛び出した。

そしてその数時間後、上司のマンションのベランダからレーナが飛び降りる大事件が起きたのだ。



上司の愛人だったレーナはいつのまにか勝手に作った合鍵で上司の妻子のいるマンションに突然乱入し、ズカズカと土足で上がり込みベランダから飛び降りたんだそうだ。


マンションの部屋は二階で、植え込みに落ちたので軽いネンザで済んだそうで、なんかレーナらしいななどと思った。

レーナが会社を辞めてしばらくして、レーナとセフレだった人が結構いっぱいいた事を知った。
それからレーナはアムウェイを始めたと聞いた。


「ぶっとんだ女優」と聞くとレーナの事を思い出すのだった。
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コメント

  • mixiユーザー

    mixiユーザー2020年02月09日 14:05
    色々な意味で「オトコ泣かせ」のオンナだったのね。魅力が一言では表現できない位に謎だったんだ!怖いオンナは魔が付く魅力があるオンナのように思えるけどレーナさんの場合にはちょっと違うなぁ〜自分も他者をも破滅に追い込むオンナかな、やっぱりコワイオンナには違いないexclamationげっそりあせあせ(飛び散る汗)
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2020年02月09日 14:09
    (続)ゆーたさんは賢かったので「愛の言葉」は言わなかった!愛の言葉を囁いたその瞬間から「コワイオンナ」が生まれる!上司の人や他の人で愛の言葉を囁いた人達は破滅の一歩手前だったかも?とにかくオンナの言いなりになったら、
    身の破滅が!このぉ〜このぉ〜言いなりにならなかったオトコは「イケテるオトコ」=ゆーたさんd=(^ ^)=bグッexclamation指でOKわーい(嬉しい顔)
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2020年02月09日 15:13
    ((((;゜Д゜)))
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2020年02月09日 15:56
    もう少し肉付けして短編小説にしたら、なかなか良い作品になるのではないでしょうか本 映画化しても絵になるかも知れませんよ?映画 文芸雑誌に投稿されては??

    ニュースからお邪魔しました(_ _)
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2020年02月09日 16:15
    ヤったら好きになる。
    …あると思います。

mixiユーザー

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