残念ながら、久々に聴いただけ、という演奏会。
京都 京都コンサートホール大ホール
京響第637回定期演奏会
ペーター・ダイクストラ指揮 京都市交響楽団・京響コーラス
(コンサートマスター 泉原隆志)
盛田 麻央(ソプラノ)
櫻田 亮(テノール)
青山 貴(バス)
ハイドン:オラトリオ「天地創造」Hob.XXI:2
声楽作品はあまり馴染みがないぐすたふくん、結構出会うたびに新鮮な驚きでもって楽しむのだけれど、この曲は正直何がいいのかわからなかったです。ハイドン晩年の傑作との触れ込みだが、よっぽどザロモンセットの交響曲の方が驚嘆する出来だし、オラトリオとしても、ヘンデルのメサイアの方がずっと楽しい。各パートの最後に出てくる壮麗な合唱は結構な聴きものだけれど、他は退屈で、意識の飛ぶ事もしばしば。
何で今回、こんな曲えらんだのよ、というのが偽らざる気持ちですな。夏に合唱作品を聞かせてもらうこの京響のルーティーン、実はぐすたふくん、密かな楽しみ、なんですけどねー。来年に期待して、いいかしら?
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