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2019年07月28日22:48

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オーケストラと合唱の魅力が炸裂する、それこそがオペラというもの・・・オペラ夏の祭典2019-2020

今日ほど、オーケストラ&合唱の魅力を感じた日は、これまでなかったです。

大津 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール大ホール
「オペラ夏の祭典2019-20 Japan⇔Tokyo⇔World」
びわ湖ホール・東京文化会館・新国立劇場・札幌文化芸術劇場 提携オペラ公演
プッチーニ作曲 歌劇『トゥーランドット』<新制作>
大野和士指揮 バルセロナ交響楽団
合唱 :びわ湖ホール声楽アンサンブル・新国立劇場合唱団・藤原歌劇団合唱部
児童合唱 :大津児童合唱団
演出 :アレックス・オリエ
美術:アルフォンス・フローレス
衣裳:リュック・カステーイス
照明:ウルス・シェーネバウム
演出補:スサナ・ゴメス
舞台監督:菅原多敢弘
合唱指揮:三澤洋史
トゥーランドット:ジェニファー・ウィルソン(ソプラノ)
カラフ:デヴィッド・ポメロイ(テナー)
リュー:砂川涼子(ソプラノ)
ティムール:妻屋秀和(バス)
アルトゥム皇帝:持木 弘(テノール)
ピン:森口賢二(バリトン)
パン:秋谷直之(テノール)
ポン:糸賀修平(テノール)
官吏:成田 眞(バリトン)

何を置いても、合唱が強烈。第1幕も、第2幕も、第3幕も、怒涛の合唱・オーケストラの音響複合体の轟々たるサウンドで締めくくられるこのオペラ、少々のストーリーのあちゃちゃあさなど、この圧倒的な音響の奔流の前にはどうでもよくなってしまいますな。

ちなみにラスト、結構衝撃的な終わり方(普通一般に流布している、とってつけたような大団円とは真逆の結末)をするのだが、まだ札幌での公演も残しているということでネタバレはしないとしても、そんなこと自体も些細なことのように思えてくるくらいの音響空間の魅力が今日の演奏のすべてと言っていい。ただただ「淫する」としか言いようがなかったですね。家内のこすもすと二人、圧倒され続けた2時間(実演時間)でした。まあ、すごかったです。

ぐすたふくん、オペラは初心者の域をでないので、これまで聴いた中で合唱が魅力的だったのは「アイーダ」だった記憶があるくらい。「リング」はここまで聴いた3作ではすべて合唱が登場しないし、「カルメン」も「トスカ」もまあこんなものか、というくらいだったので、今日ほどの強烈な経験は、ぐすたふくんにとって、「空前絶後」という以外ないです。

それはひとえに、「びわ湖ホール声楽アンサンブル・新国立劇場合唱団・藤原歌劇団合唱部」音響体の実力故でしょうねえ。オペラにおける合唱の魅力をここまで堪能させてもらったことを、今回は特筆大書したい気持ちでいっぱいです。

対して、ソリストはというと、タイトルロールのソプラノが今一つ。抜けがよくなくて、欲求不満がたまることこの上なし。リュー役の砂川さんは健闘で、カーテンコールでの拍手も多かったけれど、ぐすたふくん的には、ちょっとビブラートが過ぎて聴きずらかったかなあ。対して、男性陣はみな好調で、カラフ役のポメロイさんのピーンと通る美声は言うに及ばす、ティムール役の妻屋さんのバスの魅力も、このどちらかというと「底の浅い」脚本のオペラに深みを与えていたように感じました。

今日もまた、充実した休日を私たち夫婦に与えてくれた、びわ湖ホールの企画に、ただただ感謝です。

最初に登場した館長さんが「私が出てくるとろくなことはないのですが」と前置きしつつ、昨日の停電とその時の大変さ、そしてそのことが今日の公演に演出の変更を余儀なくさせたことを告げたけれど、正直まったく気にならなかった。これまで、ここびわ湖ホールの企画で失望したことは、ただの一度もないんですよ。今年度は、3月の「神々の黄昏」が次回になるけれど、いまからわくわく、です。来年度、どのような演目がかかるのか、本当に本当に楽しみで仕方ありません。





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