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2019年05月25日11:00

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デュトワが大フィルを振りに来ても、ぐすたふくんはハイドンを聞きに来るんです・・・センチュリーいずみ定期

義理がたいんです、私。

大阪 いずみホール
センチュリー いずみ定期演奏会No.41ハイドンマラソン
飯森 範親指揮 日本センチュリー交響楽団
(コンサートマスター 荒井英治)
フルート独奏 永江 真由子
ハイドン:交響曲第23番 ト長調 Hob.I:23
ジョリヴェ:リノスの歌
ハイドン:交響曲 第20番 ハ長調 Hob.I:20
ハイドン:交響曲 第85番 変ロ長調 Hob.I:85「王妃」

客の入りは、明らかに低調。いつもの7割くらいかなあ。実際、会員のお友達で「今日はやっぱり、大フィルのチケット買っちゃいましてねえ」という人がいるので、大阪のコアな聴衆のかなりの人がそちらに流れた、というのはあるかもしれない。

でも逆に言えば、今日来てた人たちは、どんなことがあっても足を運ぶ本当のコアなセンチュリーファン、と思って良いでしょう。頑張れセンチュリー、頑張れ飯森さん!

閑話休題。今回は、意外と言ってはなんだけど、20番と23番が良かった。「王妃」は、編成が1プルトずつ大きくなった分、響が膨らんでその音の愉しさを再確認し、それはそれでよかったのだが、この二曲のコンパクトにキリッと締まった佇まいの魅力、というのが際立っていた様にかんじる。特に、23番の四楽章のウルトラ速いパッセージを(帰ってドラティの演奏を聴いたが、違う曲に聞こえる)、軽やかに弾いてのけるセンチュリーの巧さには、改めて恐れ入りましたというほかはない。

このシリーズに参加し続けられる、そのことは、僕にとってかけがえのない喜びなのです。



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