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2018年04月01日01:45

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ブルックナーって、やっぱり難しいんやなあ・・・関フィル定期

いやまあ、今さら何を当たり前のことを、とも思うけど。

大阪 ザ・シンフォニーホール
関西フィル第290回定期演奏会
飯守泰次郎指揮 関西フィルハーモニー管弦楽団
(コンサートマスター 岩谷 祐之)
ブルックナー:交響曲第8番ハ短調(ノヴァーク版第二稿)

新聞各紙にも取り上げられた、二週連続の大阪でのブル8。今日は、飯守・関西フィル。

正直に言ってしまえば・・関西フィルには少々荷が重かったかなあ、というところ。ちょっと楽しめる、とか、感動する、というところまでの感興には至らなかったですね。

14型(14-12-10-8-7のチェロアウト通常配置)三管+ワグナーチューバ4ハープ3の編成。関フィル正規団員数に匹敵するエキストラを入れた、目一杯の拡大ヴァージョン。そのサウンドは、最初のブルックナー開始からとりあえずの休止に至るまでを聞く限り、ほおっと思わされるような懐深い鳴りっぷりで、なかなかやるじゃないの、と思っていたのだが・・・聞き進むにつれ、綻びがあらわになっていく。

プログラムによると、関フィル、ブル8は初めてらしい。ホルンに元大フィルの山本さんの姿が見えたり、初めてではない人も結構入っていたのだろうけれど、いかんせん経験不足、練習不足の感は否めない。飯守さんの棒の緩急に、ついていけない箇所多数。何度か飯守さん、コントロールを試みては諦める、ということを繰り返していたんじゃないかしら?

やはり、難曲なんだなあ。ただ、飯守さんの志向する音楽の方向は、テンポを遅めに取ったスケール感の大きなもので、これが内的緊張を持続して立ち現れたなら、仰ぎ見るような音楽伽藍になったであろうに、との印象は抱きましたが。

来週は、尾高・大フィル、はたして?
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