mixiユーザー(id:2810648)

2020年02月17日10:33

45 view

読書紹介1897●「歴史を応用する力」

●「歴史を応用する力」 宮城谷昌光著 中公文庫 19年版 640円
 著者がこれまで書いた、光武帝・劉秀(後漢の創設者)と呉漢(光武帝の部下)、項羽と劉邦(前漢の創始者)のことにふれ、「知る」ことの本質は「人を知る」ことだと言い切っている。人を知ったからこそ、劉邦も劉秀も国を建国できたことを、著者は自分の小説を例に明らかにしている。
 さらに、中国を知るには殷(前1600〜1046)の湯王と周(前1046〜221)の文王のことを知らなければ、その後の歴史の「何故」がわからないという。中国の智慧の原点が湯王と文王にあることを明らかにしていたのでありました。

0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2020年02月>
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829