同情の土俵

大学の乗馬部は元からとてつもなく金がかかるし、自動車部なんてのもあって。
いずれにせよごく一部、ブルジョアしかできない。

競馬もレースに出れる、活躍できる馬はごく一部。
ほとんどの駄馬は寿命前に殺されるっていうから。
ギャンブル依存症の前に動物愛護の気持ちがあればできない残酷鬼畜の所業。

この危機を乗り切っちゃったら、またまた将来犠牲になる馬が出る、乗馬なんか死ぬまで縁がない貧乏最末端プロレタリアにとっては同情する土俵に上がる前の話。

医学部の不正入試やら合格割合男女差別なんかにしても、九分九厘世間一般には関係がない、雲をつかむような業界の話なので。税金やらが関わってればたくべきだけど、とてもじゃないが当事者と同じ気持ちになって悲しんだり呆れたりは無理。

入試資格は偏差値と経済事情、出身、身分が問われる。

報じる新聞社、記者は無論、特権エリートだから無神経無意識に叩けるだろうけれど。
単純一般読者、受け手は九割がた乗れない話ばかり。

新聞もテレビもプロレタリアート向けとブルジョア紙面と分けたらどうだろう。

身分差別はないっていう建前だけど実際の日本は。
税金奴隷階級、依存階級、各上下、計四階層に別れてるわけだし。

◆引用◆
■馬の殺処分回避を　コロナで収入減の馬術部、寄付募る
(朝日新聞デジタル - 05月24日 12:45)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6093579