命の次

特に欲しいものもないし、この先生きててもしょうがないけれど。
あえて命の次に大事なものは、と考える契機が訪れた。

手帳紛失。
忘れたり、置いてきたりはしてないと思うので、まだ出てて来る可能性は高いけれど。
この手帳こそがここ十年では自分にとって一番大切なものかもしれないと位置ずけ。
手書きで易経、般若心経、呪文やらが記してあるもの。

やろうと思えば作り直せるが、かなりの気力、体力がいるし。
多分、もうできないような感じも。

昔の人は竹や木に記したんだし、紙があっても筆だったんだら。
・・・と思ってみても、一冊の経典経本丸写しは今更厳しい。

「とても重要だから拾った人は連絡してくれたらお礼さしあげる」と記してある。
ほとんどの人には一体何が書いてあるのかわからないだろうし、価値も不明、金になるわけじゃないだろう。よって病院やら銀行に落としてたら知らせがあってもおかしくない。
でも風が強い日にカバンから落としてたら飛んでっちゃった、はありか。

でなければやっぱ部屋のどっかに隠れてるか？

先日も倉庫から出してきた重要書類、資料がなかなか見つからなかったけど、結局家にあったし。

・・・というふうに考えると、たかだが他人から見れば何の価値もない手帳が命の次に大切、という位置なら命自体もそれほど価値があるとは思えない。

先日、温泉で「無」の境地というか、寒くなく暑くなく、痛みも苦痛もゼロ、になり、このまま死ぬのが一番望ましい、とつくづく感じたけれど。

長命すれば病気、怪我、人間関係、困窮やらが出てきて、嫌な感じのまま死んでいく確率が高いわけだから。

毎度毎月、高血糖に悩まされてるとはいっても、一切自覚症状はないどころか、数字が悪いといわれたところで、今月免許更新時、視力はよくなってたどころか普免に加え、二種面も裸眼で可になったわけだからむしろ、対高血糖の苦闘、医学的には負けでも事実上は完全勝利と言い張っても良い位のもので。

あとは腰痛やらおさまった感じになってる状態で、腹痛頭痛、その他苦痛苦悶ゼロ、支払いも借金もなし。
自分の葬儀代位は残した状態であっさり意識がなくなったまま成仏できれば越したことないわけで。だらだら先にのばせば「マイナスが出てくる待ち」になる。
これじゃー、自滅。
ワザと炎天下にオリンピックやって失敗して喜んでる八百長利権政治家、ドブより汚い東京湾で世界各国の選手泳がす人種差別丸出し、国内選手に対しては奴隷以下の捨て駒扱い主催者やらと五十歩百歩の下等都民に成り下がる。

税金依存階級も世界に恥さらしのていたらくなら、盗られっぱなしの税金奴隷階級も支配層にふさわしい愚民、の図に。

・・・たまたまテレビでハダカの美奈子さん一家のドキュメンタリーやってて、現地がうちの近く、豊田真由子選挙区だったけれど。七人だかの子供を育ててるそうで。
だとすれば末っ子が成人するくらいまでは親の義務があるけれど。

自分は縛りも返済も、食べたいものも行きたいところもないから。動けるうち、苦痛がない状態であっさりかたずくのがいい。